羊飼い

11月21日(月)■『米大統領選後に加速しているドル買い及びリスク選好の流れ』と『主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向』、そして『[欧)ドラギECB総裁の議会証言]』に注目！

2016年11月21日(月)07:55公開 [2016年11月21日(月)07:55更新]

本日の為替相場の焦点は、『米大統領選後に加速しているドル買い及びリスク選好の流れ』と『主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向』、そして『[欧)ドラギECB総裁の議会証言]』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
・22時00分：米)フィッシャーFRB副議長の発言
・27時00分：米)2年債入札
に注目が集まる。
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標の発表』はない

米国以外では、
・22時30分：加)卸売売上高
・25時00分：欧)ドラギECB総裁の議会証言
に注目が集まる。

経済指標や要人発言以外では、
・週明け
・米国の主要企業の決算発表(タイソン・フーズ、その他)
・トランプ次期米大統領への期待
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場
・原油と金を中心とした商品市場
・米国の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度
・日本の金融政策
・欧州の金融政策
・英国のEU離脱
・中国の景気動向
などが重要。

★★★

本日は、週明け月曜日で、[欧)ドラギECB総裁の議会証言]が行われる。

米国の経済指標は注目度の高いモノの発表はなく、米国の経済指標以外のイベントでは[米)フィッシャーFRB副議長の発言]と[米)2年債入札]が予定されている。

先週の為替相場は、ドル買い方向に窓を空けてスタートした後もドル買いの流れが加速して、ドル円は111円直前まで上昇し＆ユーロドルは1.05後半まで下落した。

週明けの為替相場は、先週末の終値と同レベルでスタートしている。

本日は、先週に引き続き、米大統領選後に加速しているドル買い及びリスク選好の流れと主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向が重要となる。
その他、[欧)ドラギECB総裁の議会証言]や米国の金融政策への思惑での影響にも注意したい。

■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・22時30分：加)卸売売上高
→発表でのカナダドルへの影響は比較的大きなモノになりやすい

・25時00分：欧)ドラギECB総裁の議会証言
→発言内容次第も、注目度も高く、ユーロが動くキッカケになりやすい

・22時00分：米)フィッシャーFRB副議長の発言
・27時00分：米)2年債入札
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標の発表』はない
→先週もドル買いの流れが加速
週明けの本日は、先週に引き続き、米大統領選後に加速しているドル買い及びリスク選好の流れと主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向がどうなるかが重要
『注目度の高い米国の経済指標の発表』はない
その他、[欧)ドラギECB総裁の議会証言]にも注目

■11月21日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(11/21～)に南アフリカの金融政策発表と米国の議事録公表が予定
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼米国が感謝祭絡みの連休入り(感謝祭は11月24日)
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(21日・2年債、22日・5年債、23日・7年債)
▼来週(11/28～)に主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼トランプ次期米大統領への期待
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼原油や金を中心とした商品市場
▼米国の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼日本の金融政策
▼欧州の金融政策
▼英国のEU離脱
▼中国の景気動向
▼ドイツ銀行の破綻懸念
▼日本の為替介入

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11月21日(月)の為替相場の注目材料

指標ランク
(注目度＆影響度)

市場
予想値

前回
発表値

・週明け
・米国の主要企業の決算発表(タイソン・フーズ、その他)

08:50

日)貿易収支(通関ベース)

+6100億

+4983億
(+4976億)

22:00

米)フィッシャーFRB副議長の発言

要人発言

22:30

加)卸売売上高

○

+0.5%

+0.8%

米)シカゴ連銀全米活動指数

±0.00

-0.14

25:00

欧)ドラギECB総裁の議会証言

◎

要人発言

27:00

米)2年債入札

米)注目度の高い経済指標の発表はない

文字が、普通→太字→赤色太字の順番で重要なものになる。ピンク太字は金融政策関連のもの。ピンクのバックは米国の材料でオレンジは金融政策関連、黄は要人発言、緑は企業の決算を表す。
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