本日の為替相場の焦点は、『直近で強まっているドル売りの流れの行方』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『今週末(10日)に日米首脳会談を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)貿易収支
・27時00分:米)3年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
・22時30分:加)貿易収支
・22時30分:加)住宅建設許可
・24時00分:加)Ivey購買部協会指数
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・欧州の大手金融機関の決算発表(BNPパリバ)
・米国の主要企業の決算発表(ウォルト・ディズニー、ギリアド・サイエンシズ、ゼネラル・モーターズ、その他)
・9日に[NZ)RBNZ金融政策発表]を控える
・今週末(10日)に日米首脳会談を控える
・トランプ米大統領の政策や発言
・米国の金融政策
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・金融市場のリスク許容度
・日本の金融政策
・人民元
・英国のEU離脱
・欧州の金融政策
・中国の景気
などが重要。
★★★
本日は、[豪)RBA政策金利&声明発表]が行われる。
また、今週末・10日には日米首脳会談を控える。
米国の経済指標は、[米)貿易収支]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)3年債入札]が予定されている。
先週の為替相場は、週初からドル売りが優勢となっていたところ、トランプ大統領とその側近によるユーロ安や人民元安、円安への批判で、更にドル売りが加速。そこから、FOMC金融政策発表でも米国の雇用統計の発表でもドル売りの流れが優勢なまま週末クローズを迎えた。
週明けの為替相場は、先週末の終値より小幅にドル売り方向に窓を空けてスタート。その後もドル売りの流れは優勢なまま、そこへ更にユーロ売りも強まって、ドル円は一時111円半ばまで下落し&ユーロドルは一時1.07割れ直前まで下落している。
本日は、引き続き、直近で強まっているドル売りの流れの行方と主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や[米)3年債入札]、米国の金融政策への思惑、今週末(10日)に日米首脳会談を控える点にも注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
→据え置きでサプライズはないと思われるが、今後の金融政策への思惑で豪ドルが大きく動くキッカケに
・22時30分:加)貿易収支
・22時30分:加)住宅建設許可
・24時00分:加)Ivey購買部協会指数
→発表でのカナダドルへの影響はそれなり
・22時30分:米)貿易収支
・27時00分:米)3年債入札
→週初からドル売りの流れが継続&加速。そこへ、ドラギ総裁の発言のユーロ売りの流れも加わったため、ユーロ売り&ドル売りの流れが優勢となってドル円もユーロドルも下落している
引き続き、直近で優勢となっているドル売りの流れがどうなるかが重要
主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向と共に注視したい
また、今週末(10日)に日米首脳会談を控える点にも大きな注目が集まる
本日は、[米)貿易収支]ぐらいしかないが、注目度の高い米国の経済指標の発表に金融市場は敏感になりやすい
直近ではドル売りが優勢な地合いのため、悪い内容でのドル売り方向に反応しやすいと思われる
■2月6日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(2/6~)→ニュージーランドとオーストラリアの金融政策発表が予定
▼[米)FOMC金融政策発表]明け
▼[米)雇用統計]発表明け
▼10日(金)に日米首脳会談
▼欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ時期
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ時期
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(7日・3年債、8日・10年債、9日・30年債)
▼来週(2/13~)→ユーロ圏の議事録公表が予定
▼トランプ米大統領の政策や発言
▼米国の金融政策
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼金融当局者や要人による発言
▼原油や金を中心とした商品市場
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼人民元
▼金融市場のリスク許容度
▼日本の金融政策
▼英国のEU離脱
▼欧州の金融政策
▼中国の景気
ザイFX限定!口座開設&取引で5000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX
2月7日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
|||||||||||
・欧州の大手金融機関の決算発表(BNPパリバ) ・米国の主要企業の決算発表(ウォルト・ディズニー、ギリアド・サイエンシズ、ゼネラル・モーターズ、その他) ・9日に[NZ)RBNZ金融政策発表]を控える ・今週末(10日)に日米首脳会談を控える |
||||||||||||||
07:30 | 豪)AIG建設業指数 | × | - | 47.0 | ||||||||||
12:30 | 豪)RBA政策金利&声明発表 | ◎ | 1.50% 据え置き |
1.50% 据え置き |
||||||||||
16:00 |
独)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
× | +0.3% | +0.4% | ||||||||||
+2.5% | +2.2% | |||||||||||||
22:30 | 加)貿易収支 | ○ | +2.0億 | +5.3億 | ||||||||||
加)住宅建設許可 | ○ | -3.5% | -0.1% | |||||||||||
米)貿易収支 | A | -450億 | -452億 | |||||||||||
24:00 | 加)Ivey購買部協会指数 | ○ | - | 60.8 | ||||||||||
米)JOLT労働調査 | B | 556.9万件 | 552.2万件 | |||||||||||
25:35 | 独)バイトマン独連銀総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
27:00 | 米)3年債入札 | A | 240億ドル | |||||||||||
29:00 | 米)消費者信用残高 | C | +200.00億 | +245.32億 | ||||||||||
|
羊飼いの都合により、2月6日~8日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、2月6日~8日の戦略コメントはお休み
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)