本日の為替相場の焦点は、『英国と米国が休場明けでの各市場の反応』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・23時00分:米)消費者信頼感指数
・26時00分:米)ブレイナードFRB理事の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
・21時30分:加)第1四半期経常収支
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・英国と米国が休場明け
・香港と中国が祝日で休場
・五十日(30日)
・明日が5月・月末での最後の営業日
・週末(2日)に[米)雇用統計]の発表
・トランプ政権(ロシアへの情報漏洩疑惑や政策など)
・米国の国債市場と長期金利
・米国の金融政策(14日にFOMC金融政策発表)
・主要な株式市場
・地政学リスク(テロや北朝鮮情勢)
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・欧州の金融政策(8日にECB金融政策発表)
・英国のEU離脱(8日に英国の総選挙)
・金融市場のリスク許容度
などが重要となる。
★★★
本日は、英国と米国が休場明けも香港と中国が休場の30日の五十日で、明日が5月・月末での最後の営業日となる。
米国の経済指標は、[米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター]と[米)消費者信頼感指数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)ブレイナードFRB理事の発言]が予定されている。
先週の為替相場は、週初からユーロ買い・ドル売りの流れが優勢となるも、米国債利回りが上昇した事で一転ドルの買い戻しが優勢となって、ドル円は一時112円前半まで上昇し&ユーロドルは一時1.11後半まで反落した。そこから、FOMC議事録を受けて大きめに上下した後は、週末にかけて調整的なユーロ売り・ドル売りの流れが優勢となった。ドル円は一時111円台を割り込んだ後に111円前半での揉み合いとなり&ユーロドルは一時1.12半ばまで反発した後にジリジリと1.11後半まで売られて週末クローズを迎えた。
週明けの為替相場は、先週末の終値と同レベルでスタートした後は、英国と米国の金融市場が休場となった影響で薄い商いの中小動きで終始している。
本日は、英国と米国が休場明けでの各市場の反応と主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や米国の金融政策への思惑、FRB高官の発言、トランプ政権のロシアへの情報漏洩疑惑、北朝鮮情勢を中心とした地政学リスク、月末要因、週末(2日)に[米)雇用統計]の発表を控える点などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
→発表での豪ドルへの影響は比較的大きなモノになりやすい
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
→欧州勢が動き出すキッカケとして注視
・21時30分:加)第1四半期経常収支
→発表でのカナダドルへの影響は比較的大きなモノになりやすい
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・23時00分:米)消費者信頼感指数
・26時00分:米)ブレイナードFRB理事の発言
→週明けは、英国と米国が休場で薄い商いの中小動きで終始
英国と米国が休場明けの30日の五十日で、明日が5月・月末での最後の営業日
本日は、英国と米国が休場明けでの各市場の反応がキモ
引き続き、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向と共に見極めたい
直近の注目度の高い米国の経済指標の発表での金融市場の反応はそれ程大きくないが、相場が動き出すキッカケとして利用されやすい
今週は、週末(2日)に[米)雇用統計]の発表を控えるため、動意付く可能性も
■5月29日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(5/29~)→主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼G7首脳会議明け
▼29日(月)に英国と米国が休場
▼5月の月末要因&6月の月初め要因
▼今週末(2日)に[米)雇用統計]の発表
▼来週(8日)に[欧)ECB金融政策]の発表
▼来週(8日)に英国の総選挙
▼再来週(14日)に[米)FOMC金融政策]の発表
▼来週(6/5~)→オーストラリアとユーロ圏の金融政策発表が予定
▼トランプ政権
▼米国の国債市場と長期金利
▼米国の金融政策
▼主要な株式市場
▼原油や金を中心とした商品市場
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼地政学リスク
▼欧州の金融政策
▼金融市場のリスク許容度
▼金融当局者や要人による発言
▼英国のEU離脱
▼人民元
▼欧州の政局
▼日本の金融政策
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5月30日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・英国と米国が休場明け ・香港と中国が祝日で休場 ・五十日(30日) ・明日が5月・月末での最後の営業日 ・週末(2日)に[米)雇用統計]の発表 |
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07:45 | NZ)住宅建設許可 | × | - | -1.8% | ||||||||||
08:30 | 日)失業率 | × | 2.8% | 2.8% | ||||||||||
↑・有効求人倍率 | 1.46 | 1.45 | ||||||||||||
08:50 | 日)小売業販売額 | × | +2.3% | +2.1% | ||||||||||
↑・百貨店・スーパー販売額 | +0.3% | -0.8% | ||||||||||||
10:30 |
豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比] |
○ | +3.0% | -13.4% | ||||||||||
-18.1% | -19.9% | |||||||||||||
15:00 |
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.1% | -0.5% | ||||||||||
+6.3% | +6.1% | |||||||||||||
16:00 | ス)KOF先行指数 | △ | 105.8 | 106.0 | ||||||||||
21:00 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | -0.1% | ±0.0% | ||||||||||
+1.6% | +2.0% | |||||||||||||
南ア)財政収支 | × | - | +31億 | |||||||||||
21:30 | 加)第1四半期経常収支 | ○ | -120.0億 | -107.3億 | ||||||||||
加)鉱工業製品価格 | △ | - | +0.8% | |||||||||||
加)原料価格指数 | △ | - | -1.6% | |||||||||||
米)個人所得 | A | +0.4% | +0.2% | |||||||||||
↑・個人支出 | +0.4% | ±0.0% | ||||||||||||
↑・PCEデフレーター | +1.7% | +1.8% | ||||||||||||
↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比] |
+0.1% | -0.1% | ||||||||||||
+1.5% | +1.6% | |||||||||||||
22:00 |
米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前月比/前年比] |
C | +0.90% | +0.69% | ||||||||||
+5.61% | +5.85% | |||||||||||||
23:00 | 米)消費者信頼感指数 | AA | 119.8 | 120.3 | ||||||||||
23:30 | 米)ダラス連銀製造業活動指数 | C | +15.0 | +16.8 | ||||||||||
26:00 | 米)ブレイナードFRB理事の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
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羊飼いの都合により、5月15日~6月13日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、5月15日~6月13日の戦略コメントはお休み
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