本日の為替相場の焦点は、『今週に入って強まっているドル売りの流れの行方』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『週末に[米)雇用統計]の発表を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時00分:米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・23時00分:米)中古住宅販売保留
・27時00分:米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時00分:中)製造業PMI
・10時00分:中)非製造業PMI
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・21時30分:加)GDP&第1四半期GDP
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・月末(5月・月末での最後の営業日)
・週末(2日)に[米)雇用統計]の発表
・トランプ政権(ロシアへの情報漏洩疑惑や政策など)
・米国の国債市場と長期金利
・米国の金融政策(14日にFOMC金融政策発表)
・主要な株式市場
・地政学リスク(テロや北朝鮮情勢)
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・欧州の金融政策(8日にECB金融政策発表)
・英国のEU離脱(8日に英国の総選挙)
・金融市場のリスク許容度
などが重要となる。
★★★
本日は、5月・月末での最後の営業日で、週末(2日)には[米)雇用統計]の発表を控える。
米国の経済指標は、[米)シカゴ購買部協会景気指数]と[米)中古住宅販売保留]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言]と[米)地区連銀経済報告(ベージュブック)]が予定されている。
今週の為替相場は、週初こそ英国と米国の金融市場が休場となった事で薄い商いの中小動きで終始したが、昨日にドル売りの流れが優勢となってドル円は110円後半まで下落して終始上値重く推移し&ユーロドルは一時1.11前半まで下落した後に1.11後半まで反発している。
本日は、今週に入って強まっているドル売りの流れの行方と主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や米国の金融政策への思惑、FRB高官の発言、トランプ政権のロシアへの情報漏洩疑惑、北朝鮮情勢を中心とした地政学リスク、月末要因、週末(2日)に[米)雇用統計]の発表を控える点などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時00分:中)製造業PMI
・10時00分:中)非製造業PMI
→注目度はそれなりに高いが、ここ最近の中国の経済指標の発表での金融市場の反応は限定的
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
→早出の欧州勢が動き出すキッカケとして注視
・21時30分:加)GDP&第1四半期GDP
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・21時00分:米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・23時00分:米)中古住宅販売保留
・27時00分:米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
→昨日は、英国と米国が休場明けでドル売りの流れが優勢に
5月・月末での最後の営業日
本日は、今週に入って強まっているドル売りの流れがどうなるかがキモ
引き続き、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向と共に見極めたい
直近の注目度の高い米国の経済指標の発表での金融市場の反応はそれ程大きくないが、相場が動き出すキッカケとして利用されやすい
今週は、週末(2日)に[米)雇用統計]の発表を控えるため、動意付く可能性も
その他、FRB高官の発言や14日にFOMC金融政策発表を控えての[米)地区連銀経済報告(ベージュブック)]にも注意
■5月29日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(5/29~)→主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼G7首脳会議明け
▼29日(月)に英国と米国が休場
▼5月の月末要因&6月の月初め要因
▼今週末(2日)に[米)雇用統計]の発表
▼来週(8日)に[欧)ECB金融政策]の発表
▼来週(8日)に英国の総選挙
▼再来週(14日)に[米)FOMC金融政策]の発表
▼来週(6/5~)→オーストラリアとユーロ圏の金融政策発表が予定
▼トランプ政権
▼米国の国債市場と長期金利
▼米国の金融政策
▼主要な株式市場
▼原油や金を中心とした商品市場
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼地政学リスク
▼欧州の金融政策
▼金融市場のリスク許容度
▼金融当局者や要人による発言
▼英国のEU離脱
▼人民元
▼欧州の政局
▼日本の金融政策
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5月31日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・月末(5月・月末での最後の営業日) ・週末(2日)に[米)雇用統計]の発表 |
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08:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | × | -8 | -7 | ||||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
× | +4.2% | -1.9% | ||||||||||
+6.1% | +3.5% | |||||||||||||
10:00 | 中)製造業PMI | ○ | 51.0 | 51.2 | ||||||||||
中)非製造業PMI | ○ | - | 54.0 | |||||||||||
NZ)ANZ企業景況感 | △ | - | +11.0 | |||||||||||
↑・ANZ企業活動見通し | - | +37.7 | ||||||||||||
14:00 | 日)住宅着工戸数 | × | -1.5% | +0.2% | ||||||||||
日)建設工事受注 | × | - | +1.1% | |||||||||||
15:00 |
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
△ | +0.3% | +0.1% | ||||||||||
+2.2% | +2.3% | |||||||||||||
16:55 | 独)失業率 | △ | 5.7% | 5.8% | ||||||||||
↑・失業者数 | -1.5万人 | -1.5万人 | ||||||||||||
17:30 | 英)消費者信用残高 | × | +15億 | +16億 | ||||||||||
18:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ○ | +1.5% | +1.9% | ||||||||||
欧)失業率 | × | 9.4% | 9.5% | |||||||||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | +4.4% | ||||||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 | × | +74億 | +114億 | ||||||||||
米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言 | AA | 要人発言 | ||||||||||||
21:30 | 加)GDP | ◎ | +0.3% | ±0.0% | ||||||||||
↑・第1四半期GDP | +4.2% | +2.6% | ||||||||||||
22:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | BB | 57.0 | 58.3 | ||||||||||
23:00 |
米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比] |
A | +0.5% | -0.8% | ||||||||||
- | +0.5% | |||||||||||||
27:00 | 米)地区連銀経済報告(ベージュブック) | BB | - | - | ||||||||||
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羊飼いの都合により、5月15日~6月13日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、5月15日~6月13日の戦略コメントはお休み
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