羊飼い

9月11日(月)■『先週加速したリスク回避の流れの行方』と『主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向』、そして『北朝鮮を巡る地政学リスク』に注目！

2017年09月11日(月)07:54公開 [2017年09月11日(月)07:54更新]

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本日の為替相場の焦点は、『先週加速したリスク回避の流れの行方』と『主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向』、そして『北朝鮮を巡る地政学リスク』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
・26時00分：米)3年債入札
に注目が集まる。
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標の発表』はない

米国以外では、
注目度の高いものの発表はない。

経済指標や要人発言以外では、
・北朝鮮の建国記念日明け
・週明け
・米国の国債市場と長期金利
・地政学リスク
・トランプ政権
・主要な株式市場
・米国の金融政策
・欧州の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・金融市場のリスク許容度
・英国のEU離脱
・日本の金融政策
などが重要となる。

★★★

本日は、北朝鮮の建国記念日明けの週明け月曜日。

本日の米国の経済指標は、注目度の高いものの発表はない。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)3年債入札]が予定されている。

先週の為替相場は、9日(土)に北朝鮮の建国記念日を控えて、週末にかけてリスク回避の円買い・ドル売りの流れが優勢となって、ドル円は下値を試した後に107円後半で上値重く推移し、ユーロドルはジリジリと上昇した後に1.20前半で底堅く推移して、週末クローズを迎えている。

週明けの為替相場は、何事もなく北朝鮮の建国記念日を消化した事から、先週末の流れの巻き戻しである円売り・ドル買い方向に窓を空けてスタートしている。

本日は、先週加速したリスク回避の流れの行方と主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向が重要となる。
その他、北朝鮮を巡る地政学リスクやトランプ政権への思惑、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑にも注目したい。

■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・26時00分：米)3年債入札
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標の発表』はない
→何事もなく北朝鮮の建国記念日を消化した事から、リスク回避の巻き戻しである円売り・ドル買い方向に窓空けスタート
本日は、北朝鮮を巡る地政学リスクや先週加速したリスク回避の流れがどうなるのかがキモ
引き続き、主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向と共に見極めたい

■9月11日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(9/11～)は、スイスと英国の金融政策発表が予定
▼北朝鮮の建国記念日明け
▼来週(9/18～)は、日本と米国、南アフリカの金融政策発表とオーストラリアの議事録公表が予定
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼地政学リスク
▼トランプ政権
▼米国の金融政策
▼欧州の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼原油や金を中心とした商品市場
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱
▼日本の金融政策

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9月11日(月)の為替相場の注目材料

指標ランク
(注目度＆影響度)

市場
予想値

前回
発表値

・北朝鮮の建国記念日明け
・週明け

08:50

日)機械受注
[前月比/前年比]

+4.1%

-1.9%

-7.8%

-5.2%

21:15

加)住宅着工件数

△

21.60
万件

22.23
万件

26:00

米)3年債入札

240億ドル

米)注目度の高い経済指標の発表はない

文字が、普通→太字→赤色太字の順番で重要なものになる。ピンク太字は金融政策関連のもの。ピンクのバックは米国の材料でオレンジは金融政策関連、黄は要人発言、緑は企業の決算を表す。
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