9月12日(火)■『北朝鮮を巡る地政学リスク』と『週明けに加速したリスク回避の巻き戻しの行方』、そして『主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『北朝鮮を巡る地政学リスク』と『週明けに加速したリスク回避の巻き戻しの行方』、そして『主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
・26時00分：米)10年債入札
に注目が集まる。
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標の発表』はない

米国以外では、
・17時30分：英)消費者物価指数＆【コア】
・17時30分：英)小売物価指数＆【コア】
・17時30分：英)生産者物価指数＆【コア】
に注目が集まる。

経済指標や要人発言以外では、
・国連安全保障理事会で北朝鮮への新たな制裁決議案の採決
・明後日(14日)に[ス)SNB政策金利＆声明発表]
・明後日(14日)に[英)BOE政策金利＆声明発表]
・米国の国債市場と長期金利
・地政学リスク
・トランプ政権
・主要な株式市場
・米国の金融政策
・欧州の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・金融市場のリスク許容度
・英国のEU離脱
・日本の金融政策
などが重要となる。


★★★

本日は、国連安全保障理事会で北朝鮮への新たな制裁決議案の採決が行われる。

本日も、注目度の高い米国の経済指標の発表はなく、米国の経済指標以外のイベントでは、[米)10年債入札]が予定されている。

先週の為替相場は、9日(土)に北朝鮮の建国記念日を控えて、週末にかけてリスク回避の円買い・ドル売りの流れが優勢となって、ドル円は下値を試した後に上値重いながらも107円後半で揉み合いとなり、ユーロドルはジリジリと上昇した後に底堅いながらも1.20前半で揉み合いとなり、週末クローズを迎えた。

週明けの為替相場は、何事もなく北朝鮮の建国記念日を消化した事から、先週末に加速したリスク回避の流れの巻き戻しが優勢となって、円売り・ドル買い方向に窓を空けてスタート。その後も、円売り・ドル買いの流れが加速して、ドル円は109円半ばまで上昇し、ユーロドルは1.19半ばまで下落している。

本日は、週明けに加速したリスク回避の巻き戻し(円売り・ドル買いの流れ)の行方と北朝鮮を巡る地政学リスクが重要となる。
その他、主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向やトランプ政権への思惑、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑にも注目したい。


■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・17時30分：英)消費者物価指数＆【コア】
・17時30分：英)小売物価指数＆【コア】
・17時30分：英)生産者物価指数＆【コア】
→発表での英ポンドへの影響は非常に大きなものになりやすい

・26時00分：米)10年債入札
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標の発表』はない
→週明けに窓を空けた後も巻き戻しが加速して、ドル円は109円半ばまで上昇し、ユーロドルは、1.19半ばまで下落している
本日に、国連安全保障理事会で北朝鮮への新たな制裁決議案の採決が行われる
ここからは週明けに加速したリスク回避の巻き戻し(円売り・ドル買いの流れ)がどうなるかがキモ


■9月11日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(9/11～)は、スイスと英国の金融政策発表が予定
▼北朝鮮の建国記念日明け
▼来週(9/18～)は、日本と米国、南アフリカの金融政策発表とオーストラリアの議事録公表が予定
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼地政学リスク
▼トランプ政権
▼米国の金融政策
▼欧州の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼原油や金を中心とした商品市場
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱
▼日本の金融政策

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9月12日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・国連安全保障理事会で北朝鮮への新たな制裁決議案の採決 ・明後日(14日)に[ス)SNB政策金利＆声明発表] ・明後日(14日)に[英)BOE政策金利＆声明発表]
10:30		豪)NAB企業景況感指数	△	-	+15
		↑・NAB企業信頼感指数		-	+12
17:30		英)消費者物価指数 [前月比/前年比]	◎	+0.5%	-0.1%
				+2.8%	+2.6%
		↑・消費者物価指数【コア】[前年比]		+2.5%	+2.4%
		英)小売物価指数 [前月比/前年比]	○	+0.5%	+0.2%
				+3.7%	+3.6%
		↑・小売物価指数【コア】[前年比]		+4.0%	+3.9%
		英)生産者物価指数 [前月比/前年比]	○	+0.1%	+0.1%
				+3.1%	+3.2%
		↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.1%	+0.1%
				+2.3%	+2.4%
19:00		米)NFIB中小企業楽観指数	C	104.8	105.2
23:00		米)JOLT労働調査	B	600.0 万件	616.3 万件
26:00		米)10年債入札	A	200億ドル
-		米)注目度の高い経済指標の発表はない	-	-	-
文字が、普通→太字→赤色太字の順番で重要なものになる。ピンク太字は金融政策関連のもの。 ピンクのバックは米国の材料でオレンジは金融政策関連、黄は要人発言、緑は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

羊飼いの都合により、9月4日～12日の戦略コメントはお休み

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羊飼いの都合により、9月4日～12日の戦略コメントはお休み

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