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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

楽観ムード続くなかトランプに一撃、
リスクとドル円のゆくえ予断許さない

2018年08月22日(水)16:06公開 (2018年08月22日(水)16:06更新)
持田有紀子

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 昨日は欧州序盤からリスクテークが相次いで、グローベックスセッションでは米国株が堅調な展開となった。S&P先物はアメリカの代表的な株価指数でもあり、また世界一の取引高を誇る。それだけ世界経済のバロメーターなのだ。

 それが2860ポイントを超えてきて、今年の1月につけた史上最高値である2878ポイントが視野に入ってきた。それに合わせて実体のない日本株もナイトセッションで値を上げる。ツラレ高である。朝には22000円の大台割れをうかがっていたのに、その後は大きな反発を見せた。

 その背景としては中国の経済政策も関係しているようで、中国株が続騰しているのがマーケットに安心感を与えた。ドル円も朝方こそ109円台に突入していたのだが、リスク許容度の回復とともに110円台まで値を戻してきた。

 しかしこの段階ではまだドル円の一段高に確信が持てない。いかんせん今回のドル相場の下げの要因はトランプ大統領の発言だったのだ。ドル金利の上昇が頭を押さえつけられている現状では、金利面からのドルの上昇は期待できそうもないからである。

 私は欧州序盤ではドル円のロング攻めはあきらめたが、欧州株も高く、そして米国株もストロングに始まったので、ドル円やユーロ円は腰が強い展開が続いた。そしてニューヨーク時間になってもリスクテークの流れは続く。

 ニューヨーク序盤でロス長官が自動車関税の手続きが遅れそうだとコメントしたことも、その動きを助長している。そしてS&P先物は2874ポイントまで高値をつけた。しかしもうあとちょっとだというのに届かない。これはテクニカル効果である。

 史上最高値というだけで、それは強力なレジスタンスラインとなる。ということはそのちょっと手前にはかなり大量な売りもの、オファーが並ぶことになる。物量的にも押さえられて、米国株は高値圏に張り付いてはいるものの、新規の材料を欲しているという状態となった。

 そしてニューヨーククローズ後に、トランプ大統領の個人弁護士が8つの罪を認めた。それが反対の材料となって、本日の早朝のセッションでは米国株は大きく沈んだ。ドル円も夜中に110.55あたりまで上げていたものが、110円台の前半まで押し込まれてきている。

 今晩は米中協議が注目材料だが、そこからは前進すべき結果は出てこないだろう。次のステップへの話し合いを継続することを表明しておしまいになりそうだ。市場の関心はトランプ大統領の弁護士のほうに向かっている。

 最初はリスク回避で反応はしてみたものの、その消化具合がどのくらいまでやっていいのかの見極めがまだついていない。ニューヨークオープンから2時間くらいはマーケットは要ウオッチである。場合によってはドル円は昨日の安値をも下回ってくるかもしれない。


日本時間 16時00分

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