本日の為替相場の焦点は、『直近で加速しているドル買い・円買いの流れの行方』と『米国の長期金利の動向』、そして『主要な株式市場の動向』にあり。
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10月19日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表→ハネウェル、プロクター・アンド・ギャンブル、シュルンベルジェ、ステート・ストリート、その他 | ||||||||||||||
08:30 | 日)全国消費者物価指数 | △ | +1.3% | +1.3% | ||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | +1.0% | +0.9% | ||||||||||||
11:00 |
中)第3四半期GDP [前期比/前年比] |
◎ | +1.6% | +1.8% | ||||||||||
+6.6% | +6.7% | |||||||||||||
中)鉱工業生産 | ○ | +6.0% | +6.1% | |||||||||||
中)小売売上高 | ○ | +9.0% | +9.0% | |||||||||||
中)固定資産投資 | ○ | +5.3% | +5.3% | |||||||||||
15:35 | 日)黒田日銀総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
16:00 | ト)住宅販売 | △ | - | -12.5% | ||||||||||
17:00 | 欧)経常収支 | × | - | +213億 | ||||||||||
17:30 | 英)公共部門ネット負債 | ○ | - | +59億 | ||||||||||
21:30 | 加)小売売上高 | ◎ | +0.3% | +0.3% | ||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.2% | +0.9% | ||||||||||||
加)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | ±0.0% | -0.1% | |||||||||||
+2.7% | +2.8% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | - | +0.9% | ||||||||||||
23:00 | 米)中古住宅販売件数 | A | 530万件 | 534万件 | ||||||||||
25:00 | 米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
25:10 | 英)カーニーBOE総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
25:45 | 米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・23時00分:米)中古住宅販売件数
・25時00分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
・25時45分:米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・11時00分:中)第3四半期GDP
・11時00分:中)鉱工業生産
・11時00分:中)小売売上高
・11時00分:中)固定資産投資
・15時35分:日)黒田日銀総裁の発言
・17時30分:英)公共部門ネット負債
・21時30分:加)小売売上高&【除自動車】
・21時30分:加)消費者物価指数&【コア】
・25時10分:英)カーニーBOE総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・米国の主要企業の決算発表→ハネウェル、プロクター・アンド・ギャンブル、シュルンベルジェ、ステート・ストリート、その他
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場
・トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
・英国のEU離脱問題
・米国による為替条項(13日に米財務長官が今後あらゆる国との通商協議で為替条項を求めていく方針を示した)
・米国の金融政策
・米中貿易戦争
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言
・人民元安
・日米貿易協議
・原油と金を中心とした商品市場
・欧州の金融政策
・イタリア債務懸念・財政不安
・新興国リスク
などが重要となる。
★★★
本日は、週末金曜日で、黒田日銀総裁の発言やカーニーBOE総裁の発言が行われる。
本日の米国の経済指標は、中古住宅販売件数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言とカプラン:ダラス連銀総裁の発言が予定されている。
今週の為替相場は、FOMC議事録の公表や米財務省の為替報告書の発表を受けて、ドル買いの流れが優勢となって、ドル円は一時112円後半まで上昇し、ユーロドルは一時1.15割れまで下落したが、昨日のNY市場で再び主要な株式指数が大きく下落した事から、リスク回避の円買い・ドル買いの流れが加速して、ドル円は一時112円割れとなり、ユーロドルは1.14半ばまで上昇している。
本日は、直近で加速しているドル買い・円買いの流れの行方と米国の長期金利の動向が重要となる。
その他、主要な株式市場の動向や英国のEU離脱問題、米国による為替条項、米中貿易戦争、トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言、金融当局者や要人による発言、週末要因などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・11時00分:中)第3四半期GDP
・11時00分:中)鉱工業生産
・11時00分:中)小売売上高
・11時00分:中)固定資産投資
→市場が反応するかどうか注意
・15時35分:日)黒田日銀総裁の発言
→内容次第
・21時30分:加)小売売上高&【除自動車】
・21時30分:加)消費者物価指数&【コア】
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・25時10分:英)カーニーBOE総裁の発言
→直近の金融市場がEU離脱について敏感になっており、英ポンドを中心に反応しやすい
・23時00分:米)中古住宅販売件数
・25時00分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
・25時45分:米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言
→FOMC議事録を受けてドル買いの流れが優勢になった後、昨日のNY市場で再び主要な株式指数が大きく下落した事から、リスク回避の円買い・ドル買いの流れが加速
週末金曜日
ここからは、直近で加速しているドル買い・円買いの流れがどうなるかが重要となる
米経済指標も要人発言も悪い方向へのブースターになりやすいと思われる
■10月15日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(10/15~)に、オーストラリアと米国の議事録の公表が予定
▼来週(10/22~)に、欧州、カナダ、トルコの金融政策の発表が予定
▼15日(月)に、米財務省による半期為替報告書の提出期限(通常4月15日と10月15日)
▼17日(水)に、FOMC議事録の公表
▼先週末あたりから、米国の主要企業の決算発表が本格化
▼来週(25日)に、ECB金融政策発表を控える
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
▼米国の金融政策
▼米中貿易戦争
▼英国のEU離脱問題
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼金融市場のリスク許容度
▼人民元安
▼日米貿易協議
▼原油と金を中心とした商品市場
▼欧州の金融政策
▼新興国リスク
▼イタリア債務懸念・財政不安
▼日本の金融政策
[19日18時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→レンジ内でロングもショートも回転する事で利益を狙う
※想定レンジは111円半ば~113円前半(基本、112円半ばより上は戻り売りで、112円前半より下は押し目買い)
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越したポジションはなし
[19日18時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→ドル円をメインに
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越したポジションはなし
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
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