本日の為替相場の焦点は、『FOMC議事録公表後に優勢となっているドル買いの流れの行方』と『米国の長期金利の動向』、そして『主要な株式市場の動向』にあり。
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10月18日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・FOMC議事録の公表(9月25日・26日開催分)明け ・米国の主要企業の決算発表→アメリカン・エキスプレス、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、インテューイティブ・サージカル、ニューコア、フィリップモリス、ペイパル、トラベラーズ、その他 |
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08:50 | 日)貿易収支(通関ベース) | × | -500億 | -4446億 | ||||||||||
09:30 | 豪)失業率 | ◎ | 5.3% | 5.3% | ||||||||||
↑・新規雇用者数 | +1.50万人 | +4.40万人 | ||||||||||||
豪)第3四半期NAB企業信頼感指数 | △ | - | +7 | |||||||||||
日)黒田日銀総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | ||||||||||||
15:00 | ス)貿易収支 | × | - | +21.3億 | ||||||||||
17:30 |
英)小売売上高 [前月比/前年比] |
◎ | -0.4% | +0.3% | ||||||||||
+3.6% | +3.3% | |||||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 [前月比/前年比] |
-0.4% | +0.3% | ||||||||||||
+3.8% | +3.5% | |||||||||||||
21:30 | 米)新規失業保険申請件数 | AA | 21.2万件 | 21.4万件 | ||||||||||
米)フィラデルフィア連銀景況指数 | AA | +20.0 | +22.9 | |||||||||||
22:05 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
23:00 | 米)景気先行指数 | A | +0.5% | +0.4% | ||||||||||
25:15 | 米)クオールズFRB副議長の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・22時05分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
・23時00分:米)景気先行指数
・25時15分:米)クオールズFRB副議長の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
・09時30分:日)黒田日銀総裁の発言
・17時30分:英)小売売上高&【除自動車】
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・FOMC議事録の公表(9月25日・26日開催分)明け
・米国の主要企業の決算発表→アメリカン・エキスプレス、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、インテューイティブ・サージカル、ニューコア、フィリップモリス、ペイパル、トラベラーズ、その他
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場
・トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
・英国のEU離脱問題
・米国による為替条項(13日に米財務長官が今後あらゆる国との通商協議で為替条項を求めていく方針を示した)
・米国の金融政策
・米中貿易戦争
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言
・人民元安
・日米貿易協議
・原油と金を中心とした商品市場
・欧州の金融政策
・イタリア債務懸念・財政不安
・新興国リスク
などが重要となる。
★★★
本日は、FOMC議事録の公表(9月25日・26日開催分)明けとなる。
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数とフィラデルフィア連銀景況指数、景気先行指数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、ブラード:セントルイス連銀総裁の発言とクオールズFRB副議長の発言が予定されている。
今週の為替相場は、週明けに主要な株式指数が大きく下落した事からリスク回避の流れと共にドル売り・円買いの流れが強まったが、その後に米国の株式市場が大きく反発した事から巻き戻しの流れが優勢となった。そして、昨日のNY市場でFOMC議事録の公表を受けてドルが買われた他、米財務省の為替報告書で中国を為替操作国と認定しなかった事から、ドル円は112円後半まで上昇し、ユーロドルは1.15割れまで下落している。
本日は、FOMC議事録公表後に優勢となっているドル買いの流れの行方と米国の長期金利の動向が重要となる。
その他、主要な株式市場の動向や英国のEU離脱問題、米国による為替条項、米中貿易戦争、トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言、金融当局者や要人による発言などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きなものになりやすい
・09時30分:日)黒田日銀総裁の発言
→内容次第
・17時30分:英)小売売上高&【除自動車】
→発表での英ポンドへの影響は非常に大きなものになりやすい
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・22時05分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
・23時00分:米)景気先行指数
・25時15分:米)クオールズFRB副議長の発言
→FOMC議事録を受けてドル買いの流れが優勢に
また、米財務省の為替報告書で中国を為替操作国と認定しなかった
ここからは、FOMC議事録公表後に優勢となっているドル買いの流れがどうなるかが重要となる
■10月15日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(10/15~)に、オーストラリアと米国の議事録の公表が予定
▼来週(10/22~)に、欧州、カナダ、トルコの金融政策の発表が予定
▼15日(月)に、米財務省による半期為替報告書の提出期限(通常4月15日と10月15日)
▼17日(水)に、FOMC議事録の公表
▼先週末あたりから、米国の主要企業の決算発表が本格化
▼来週(25日)に、ECB金融政策発表を控える
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
▼米国の金融政策
▼米中貿易戦争
▼英国のEU離脱問題
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼金融市場のリスク許容度
▼人民元安
▼日米貿易協議
▼原油と金を中心とした商品市場
▼欧州の金融政策
▼新興国リスク
▼イタリア債務懸念・財政不安
▼日本の金融政策
[18日18時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→レンジ内でロングもショートも回転する事で利益を狙う
※想定レンジは111円半ば~113円前半(基本、112円半ば以上は戻り売りで、112円前半以下は押し目買い)
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越したポジションはなし
[18日18時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→ドル円をメインに
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越したポジションはなし
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