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太田忠
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

中国の貿易収支でクロス円全面高、
いよいよ日米の貿易協議スタート

2019年04月15日(月)15:09公開 (2019年04月15日(月)15:09更新)
持田有紀子

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 金曜日は中国の貿易収支の発表が夕方になった。そして中国の貿易黒字が大きく改善されていたので、米中貿易問題に関する悪影響が軽減されてきたことを匂わせた。中国景気のスローダウンが薄らいだということで、欧州株は上昇。

 グローベックスセッションでも米国株が今年の最高値を抜けてきた。そして次第に為替相場や金利市場にもリスクオンの流れが伝搬していき、ニューヨーククローズに至るまでムードは変わらなかった。

 ニューヨークオープン前に出た金融大手の決算も良いものが並んだので、昨年後半に心配されたような景気減速は杞憂に過ぎなかったという楽観的な見方が広がった側面も強い。リスクテークの流れに敏感な為替レートは円絡みである。

 クロス円は全面高となった。米国株が今年の高値領域でプレイしていると同時に、ドル円は112円台に到達。そのまま値崩れしないで終わっている。ドル円も年初来の高値水準である。

 そしてG20の財務省・金融当局者会合が開かれたが、日本が議長国だというのにワシントンでやっている。東京オリンピックをロサンゼルスでやるようなものだ。なんだかヘンテコな構造だが、その金融関係者会議では何らリスク対応の施策は話し合われなかったようである。

 北朝鮮やメキシコの壁についてはローカルな話しだと割り切ってもよいが、BREXITの不徹底さや米中貿易などについては話し合われてしかるべきだったのではないか。まったくの楽観視だけが目立つG20会合ならば、もう機能不全を起こしていると言われても仕方のないところだろう。

 今週はイベントが多い。週の前半は日米のTAG協議がある。この最大の注目点はアメリカからの要求である。話しが物品におさまるのかどうか。サービス分野も含めた広範囲なFTA交渉になるのではないか。

 そうなると為替相場に関しても触れざるをえず、為替操作のような行為を認めるかどうかで日本の手足が縛られる可能性が出てくる。これはもちろん円高要因である。

 また経済指標も重要なものが多く、中国のGDPやアメリカの貿易収支は先週に出された中郷の貿易データを裏付けることになるのかどうかの試金石になる。これがマーケットを大きく揺さぶることになるのは間違いない。

日本時間 15時00分

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