ウイルス感染が心配される中、東京オリンピックは大丈夫なのかという見方も出てきている。半年も先のことであれば、何とかなるだろうとみられていたが、ここに来て感染経路が複雑化してきたので、海外勢からは一堂に会することを懸念する声も出てきている。
夏場のイベントですらそうなのだから、4月の習近平氏の訪日も危なっかしくなる。それよりも間もなく開催される東京マラソンもできるのかどうか。東京でも感染者は徐々に出始めているからだ。また忘れられているが今年の2月までに韓国は徴用工問題で差し押さえた資産を現金化するとも言っていたはずだ。あれはどうなったのだろうか。
ところで昨日はアメリカがお休みだが、グローベックスセッションは通常通りにやっている。そして昨日は朝から米国株は史上最高値を更新してきた。週末にウイルス感染者の数は増えたのだが、クルーズ船に閉じ込められていた米国人が帰国の途についたので安心感がそうさせているのかもしれない。
しかし帰国した米国人も、帰ってから2週間の隔離を余儀なくされるという。あまり状況は変わっていないよいにも思えるのだが…。
そして現在の株価水準ではPERは19.5倍から20倍にまで達している。平均してその倍率なのだから、個別に見ると200倍とかの株も存在することになる。長い目で見ればPERは15倍くらいが順当とされている。明確に買われすぎレベルに達しており、高値警戒感も膨れ上がってきている局面だ。
いつでも株価調整はあってもおかしくはないのに、それが起こらないのでドル円やユーロ円での水準調整も起きにくく、したがって値幅の狭い動きを繰り返すことになる。ドル円もユーロドルもどちらもベア目で眺めている私だが、それの答えが出るのは不明である。
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