本日の為替相場の焦点は、『直近で加速しているリスクオフの流れの行方』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『米国の雇用統計の発表』にあり。
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3月6日(金)の為替相場の注目材料 |
指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末 ・OPECプラス会合 |
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06:30 | 豪)AIGサービス業指数 | × | - | 47.4 | ||||||||||
08:30 | 米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言 | AA | 要人発言 | |||||||||||
09:30 | 豪)小売売上高 | ◎ | ±0.0% | -0.5% | ||||||||||
10:00 | 米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言 | AA | 要人発言 | |||||||||||
10:45 | 米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
14:00 | 日)景気先行CI指数【速報値】 | × | 91.1 | 91.6 | ||||||||||
↑・景気一致CI指数【速報値】 | 94.5 | 94.1 | ||||||||||||
16:00 |
独)製造業受注 [前月比/前年比] |
△ | +1.4% | -2.1% | ||||||||||
-5.2% | -8.7% | |||||||||||||
16:45 | 仏)貿易収支 | × | -48.03億 | -40.53億 | ||||||||||
仏)経常収支 | × | - | -6億 | |||||||||||
17:30 |
英)ハリファックス住宅価格 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | +0.4% | ||||||||||
+4.0% | +4.1% | |||||||||||||
22:30 | 加)失業率 | ◎ | 5.6% | 5.5% | ||||||||||
↑・雇用ネット変化 | +1.00万人 | +3.45万人 | ||||||||||||
加)貿易収支 | ○ | -8.3億 | -3.7億 | |||||||||||
米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | +17.5万人 | +22.5万人 | |||||||||||
↑・失業率 | 3.6% | 3.6% | ||||||||||||
↑・製造業雇用者数 | -0.3万人 | -1.2万人 | ||||||||||||
↑・平均時給 [前月比/前年比] |
+0.3% | +0.2% | ||||||||||||
+3.0% | +3.1% | |||||||||||||
米)貿易収支 | A | -461億 | -489億 | |||||||||||
23:20 | 米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
米)メスター:クリーブランド連銀総裁の発言 | AA | 要人発言 | ||||||||||||
24:00 | 加)Ivey購買部協会指数 | ○ | - | 57.3 | ||||||||||
米)卸売在庫【確報値】 | C | -0.2% | -0.2% | |||||||||||
25:20 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
28:00 | 米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | ||||||||||||
29:00 | 米)消費者信用残高 | C | +165.00億 | +220.55億 | ||||||||||
29:30 | 米)ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・08時30分:米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言
・10時00分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
・10時45分:米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言
・22時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/製造業雇用者数/平均時給
・22時30分:米)貿易収支
→その他にFRB高官の発言多数アリ
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)小売売上高
・22時30分:加)失業率&雇用ネット変化
・22時30分:加)貿易収支
・24時00分:加)Ivey購買部協会指数
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・週末
・OPECプラス会合
・米国の金融政策(3月3日に0.50%の緊急利下げを実施、3月18日に金融政策発表を予定)
・新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念(パンデミック)
・トランプ大統領及び政権による決定や発言
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・金融市場のリスク許容度
・米国の大統領選挙(スーパーチューズデー明け)
・金融当局者や要人による発言
・英国のEU離脱問題(1月31日にEU離脱済み、通商交渉などが焦点に)
・原油と金を中心とした商品市場
・欧州の金融政策(3月12日に金融政策発表を予定)
・人民元
・日本の金融政策(3月19日に金融政策発表を予定)
・欧州の景気後退懸念
などが重要となる。
★★★
本日は、週末金曜日で、OPECプラス会合が行われる。
本日の米国の経済指標は、雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/製造業雇用者数/平均時給がメイン。
その他、貿易収支も発表される。
一方、経済指標以外のイベントでは、多くのFRB高官の発言が予定されている。
今週の為替相場は、米国が緊急利下げを実施した他、金融市場のリスクオフの流れが加速して、ドル円は一時106円割れまで下落し、ユーロドルは1.12半ばまで上昇している。
本日は、直近で加速しているリスクオフの流れの行方と主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、米国の雇用統計の発表が重要となる。
その他、米国の金融政策への思惑(0.50%緊急利下げ実施、18日に金融政策発表)や新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念、トランプ大統領による決定や発言、金融当局者や要人による発言、原油と金を中心とした商品市場、欧州の金融政策への思惑などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)小売売上高
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・22時30分:加)失業率&雇用ネット変化
・22時30分:加)貿易収支
・24時00分:加)Ivey購買部協会指数
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・22時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/製造業雇用者数/平均時給
・22時30分:米)貿易収支
→その他にFRB高官の発言多数アリ
→金融市場のリスクオフの流れが再度加速
ドル円は大きく下落し、ユーロドルは大きく上昇
引き続き、金融市場のリスクオフの流れが継続するかどうかがキモ
■3月2日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(3/2~)に、オーストラリア、カナダの金融政策の発表が予定
▼来週(3/9~)に、欧州の金融政策の発表が予定
▼3月の月初め要因
▼2日(月)に、米国のISM製造業景況指数の発表
▼3日(火)に、スーパーチューズデー
▼5日(木)・6日(金)に、OPEC臨時総会&OPECプラス会合
▼6日(金)に、米国の雇用統計の発表
▼来週(12日)に、ECB金融政策発表を予定
▼新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念(パンデミック)
▼トランプ大統領及び政権による決定や発言
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼米国の大統領選挙への思惑(3日にスーパーチューズデー)
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の金融政策(利下げ観測が台頭、3月18日に金融政策発表を予定)
▼英国のEU離脱問題(1月31日にEU離脱済み、通商交渉などが焦点に)
▼原油と金を中心とした商品市場
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策(3月12日に金融政策発表を予定)
▼人民元
▼日本の金融政策(3月19日に金融政策発表を予定)
▼欧州の景気後退懸念
▼イラン情勢(中東情勢、地政学的リスク)
▼米中貿易問題(貿易協議は第1段階に関して合意・署名済み)
▼香港情勢
羊飼いの都合により、2月26日~3月6日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、2月26日~3月6日の戦略コメントはお休み
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