本日の為替相場の焦点は、『直近で加速したリスクオフの流れの行方』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『米国の金融政策への思惑(緊急利下げ実施)』にあり。
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3月5日(木)の為替相場の注目材料 |
指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・五十日(5日) ・OPEC臨時総会 ・米国の主要企業の決算発表→コストコ、その他 ・明日(6日・金)に、米国の雇用統計の発表 |
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08:30 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
09:30 | 豪)貿易収支 | ◎ | +48.00億 | +52.23億 | ||||||||||
17:00 | 南ア)第4四半期経常収支 | × | - | -1900億 | ||||||||||
21:30 | 米)チャレンジャー人員削減予定数 | C | - | +27.8% | ||||||||||
22:00 | 英)ホールデンMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
22:30 | 米)新規失業保険申請件数 | A | 21.5万件 | 21.9万件 | ||||||||||
米)第4四半期非農業部門労働生産性【確報値】 | BB | +1.4% | +1.4% | |||||||||||
↑・単位労働費用【確報値】 | +1.4% | +1.4% | ||||||||||||
24:00 | 米)製造業受注指数 | BB | -0.1% | +1.8% | ||||||||||
24:30 | 米)週間天然ガス貯蔵量 | B | - | -143 | ||||||||||
26:00 | 英)カーニーBOE総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
26:45 | 加)ポロズBOC総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
翌 06:30 |
豪)AIGサービス業指数 | × | - | 47.4 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・08時30分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時30分:米)第4四半期非農業部門労働生産性【確報値】/単位労働費用【確報値】
・24時00分:米)製造業受注指数
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)貿易収支
・26時00分:英)カーニーBOE総裁の発言
・26時45分:加)ポロズBOC総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・五十日(5日)
・OPEC臨時総会
・明日(6日・金)に、米国の雇用統計の発表
・米国の金融政策(3月3日に0.50%の緊急利下げを実施、3月18日に金融政策発表を予定)
・新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念(パンデミック)
・トランプ大統領及び政権による決定や発言
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・金融市場のリスク許容度
・米国の大統領選挙(スーパーチューズデー明け)
・金融当局者や要人による発言
・英国のEU離脱問題(1月31日にEU離脱済み、通商交渉などが焦点に)
・原油と金を中心とした商品市場
・欧州の金融政策(3月12日に金融政策発表を予定)
・人民元
・日本の金融政策(3月19日に金融政策発表を予定)
・欧州の景気後退懸念
などが重要となる。
★★★
本日は、5日の五十日で、OPEC臨時総会が行われる。
また、明日(6日・金)には米国の雇用統計の発表が控える。
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と第4四半期非農業部門労働生産性【確報値】/単位労働費用【確報値】、製造業受注指数ぐらいしかない。
一方、経済指標以外のイベントでは、ブラード:セントルイス連銀総裁の発言が予定されている。
今週の為替相場は、週初からリスクオフの流れとその巻き戻しが入り混じる中、米国が緊急利下げを実施した事もあり、ドル円は上値重く107円前半~半ばで推移し、ユーロドルは1.11割れ~1.12乗せで大きめに上下している。
本日は、直近で加速したリスクオフの流れの行方と主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、米国の金融政策への思惑(0.50%緊急利下げ実施、18日に金融政策発表)が重要となる。
その他、新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念やトランプ大統領による決定や発言、金融当局者や要人による発言、米大統領選挙への思惑、原油と金を中心とした商品市場、明日に米国の雇用統計の発表が控える点、欧州の金融政策への思惑などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)貿易収支
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・08時30分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時30分:米)第4四半期非農業部門労働生産性【確報値】/単位労働費用【確報値】
・24時00分:米)製造業受注指数
→リスクオフの流れとその巻き戻しが入り混じる中、昨日はリスクオフの流れが大きく巻き戻った
引き続き、金融市場のリスクオフの流れが継続するかどうかがキモ
・26時00分:英)カーニーBOE総裁の発言
→発言内容次第も、主要各国が利下げし始めているため、大きな注目が集まる
・26時45分:加)ポロズBOC総裁の発言
→発言内容次第も、主要各国が利下げし始めているため、大きな注目が集まる
■3月2日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(3/2~)に、オーストラリア、カナダの金融政策の発表が予定
▼来週(3/9~)に、欧州の金融政策の発表が予定
▼3月の月初め要因
▼2日(月)に、米国のISM製造業景況指数の発表
▼3日(火)に、スーパーチューズデー
▼5日(木)・6日(金)に、OPEC臨時総会&OPECプラス会合
▼6日(金)に、米国の雇用統計の発表
▼来週(12日)に、ECB金融政策発表を予定
▼新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念(パンデミック)
▼トランプ大統領及び政権による決定や発言
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼米国の大統領選挙への思惑(3日にスーパーチューズデー)
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の金融政策(利下げ観測が台頭、3月18日に金融政策発表を予定)
▼英国のEU離脱問題(1月31日にEU離脱済み、通商交渉などが焦点に)
▼原油と金を中心とした商品市場
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策(3月12日に金融政策発表を予定)
▼人民元
▼日本の金融政策(3月19日に金融政策発表を予定)
▼欧州の景気後退懸念
▼イラン情勢(中東情勢、地政学的リスク)
▼米中貿易問題(貿易協議は第1段階に関して合意・署名済み)
▼香港情勢
羊飼いの都合により、2月26日~3月6日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、2月26日~3月6日の戦略コメントはお休み
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