ドル円の値動きもここに来て、やっと軽くなってきた。軽くなってきたということは、簡単に30ポイント上がったり、50ポイント下がったりする状態になったということだ。容易に30ポイント以上も動くことが想定されれば、マーケットでのポジションの取り方も変わってくる。
まずはポジション量である。世の中が大きく動くのだから、自分も多めに損を出してよいという法はない。しかるにそれを避けるために、ポジション料を減らすことになる。そしてルールはいつもと変えずにやるのだ。これはフォームを変えずに持つべきクラブの種類を変えて対処するゴルフのようなものだ。
そうなると必然的に大きめの値幅を狙うことになる。そもそもが荒れ相場に向けた対処だったのだから、目指すべき利幅も損切りの目安も倍加しないといけないところだ。通常のときと同じような事をやっていたら、即死してしまう。
昨日は米国株がこれまでに見たこともないほどの大きな値下がりとなった。アジア時間の早朝に行ったFRBの電撃利下げは株安には効かなかったと言うことである。
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