昨日は東京時間の午前中に、アメリカの大統領選のテレビ討論会があった。注目点はトランプ大統領が世論調査で見えている支持率を切り返せるかどうかであり、バイデン候補が大統領にふさわしいかどうかをアピールできるかどうかであった。
事前に予想されていたことだが、議論はややヒートアップ気味となった。二人が同時にしゃべることもあり、双方ともにがなりあっていて騒がしい印象だった。また司会者が進行役が務まらないと困窮する場面も多かった。
内容そのものは最高裁判事の決定時期、コロナ感染の対処、経済政策、所得税逃れ、人種問題、そして気候変動についてである。どちらも従来の主張を繰り返しただけなので、目新しさはなかった。
ユーロドルは1.18台を見るまでは戻りを売っていこうというスタンスの私。それで大統領候補による討論会が終わった東京時間の午後からユーロドルをショートにしてみた。欧州時間ではドル相場が全般的に強くて、ユーロドルが重い足取り。
損切りを25ポイントに抑えるようにしているので、利食いするためには1.16台に突入しないといけない。1.17台の前半は固そうに見えたが、ニューヨークの序盤で1.16台に突っ込んだ。私は連敗していたと言うこともあって速攻で買い戻したが、その後の戻りを再び売り込んで25ポイント分の損を出すこととなった。ヤレヤレである。
テレビ討論会も終わって、昨日の米国株は追加対策の法案の合意ができるかどうかで揺れた。第4弾の経済対策までは簡単に通過してきた法案も、感染拡大が目立たなくなってくると政治の材料にされているのだろうか。大統領選の後まで法案の合意ができないという見方まである。
日本時間 15時00分
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