本日の為替相場の焦点は、『金融不安やリスク回避の動向』と『NY株式市場の動向』にあり。
本日の米国の注目材料は、「中古住宅販売保留」。
「中古住宅販売保留」とは、中古住宅販売のうち、契約は成立しているが所有権の移転が完了していないもの。住宅動向の先行指標として注目度が高い。
ただ、昨日の金融市場などを見ると、「バーナンキFRB議長の利下げを示唆する発言」にも「FOMC議事録の弱めの内容」でも相場はあまり反応しなかった。
ここ最近の為替相場はずっと「NY株式市場の動向」をにらんだ展開となっている為、まずは株式市場の動向を踏まえた上で、個々の材料に注目したい。
留まるところを知らない「金融不安やリスク回避の動向」そのものや、「世界的な資金の流れにおけるドルの動向」にも注目が集まる。
本日の注目材料
→米国以外
▼加)住宅着工件数
→米国
▼米)中古住宅販売保留
▼米)週間原油在庫
▼米)プロッサー:フィラデルフィア連銀総裁の講演
今週の為替相場の焦点
・金融安定化法案が成立した影響や評価
・米国の経済指標
・各国の金融政策への思惑
・NY株式市場の動向
・原油価格の動向
・金融当局者や要人の発言
・13日月曜日が日・米とも祝日となる点
・10日からのG7財務相・中央銀行総裁会合
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・米財務省10年インフレ連動債入札 | ||||||||
08:01 | 英)ネーションワイド消費者信頼感 | △ | 49 | 52 | ||||
英)NZIER GDP予想 | ○ | - | -0.2% | |||||
08:30 | 豪)Westpac消費者信頼感指数 | △ | - | +7.0% | ||||
09:30 | 豪)住宅ローン | △ | -1.0% | -0.2% | ||||
14:00 | 日)金融経済月報【基本的見解】 | △ | - | - | ||||
日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行き判断DI] |
× | 27.8 | 28.3 | |||||
- | 32.0 | |||||||
18:00 |
欧)第2四半期GDP【確報値】 [前期比/前年比] |
△ | -0.2% | -0.2% | ||||
+1.4% | +1.4% | |||||||
19:00 |
独)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
△ | -0.3% | -1.8% | ||||
-2.9% | -0.6% | |||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
△ | -0.5% | -0.4% | ||||
+1.4% | +3.3% | |||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 | ○ | 20.5万件 | 21.1万件 | ||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | -23.0% | ||||
23:00 | 米)中古住宅販売保留 | AA | -1.3% | -3.2% | ||||
23:35 | 米)週間原油在庫 | BB | - | +428万 | ||||
要人発言予定 | ||||||||
20:45 | 米)プロッサー:フィラデルフィア連銀総裁★講演 | |||||||
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