本日の為替相場の焦点は、『中古住宅販売保留』と『NY株式市場の動向』にあり。
米国の経済指標は、
・「中古住宅販売保留」※1
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「オーストラリアの住宅建設許可件数」
・「ユーロ圏の失業率」
などが主な注目材料。
経済指標以外では、
・「RBA政策金利発表」
・「株式市場の動向(NY中心)」
・「ガイトナー米財務長官の訪中&会談&講演」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の財政や格付けへの懸念」
・「米国の長期金利や債券価格の動向」
などに注目したい。
その他、
直近では、米国の経済指標の良い結果で「円売り・ドル買い」となっている他、金融市場のリスク許容度の上下が変動理由とされやすい。
米国債や商品市場も大きめに変動しており、資金フローに影響を与えやすいため、合わせて注目したい。
★本日発表の経済指標の詳細
※1→「中古住宅販売保留」とは、契約は成立しているが所有権の移転が完了していないものを指す。契約完了に至る割合が高いため、住宅指標の先行指標となる。
本日のトレード用のエサ
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
・13時30分:豪)RBA政策金利発表
・22時30分:NY株式市場オープン
・23時00分:米)中古住宅販売保留
6月1日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼NY株式市場の動向(相関性は薄れてきているが、影響は継続)
▼米国の経済指標(目白押しの中、週末の雇用統計が中心)
▼金融当局者や要人の発言(バーナンキの証言や講演中心)
▼ECB理事会の結果と今後の金融政策への思惑(6月4日)
▼GM破綻問題の結果と影響(6月1日が再建計画提出期限)
▼金融市場のリスク許容の動向(リスク志向の流れ)
▼ドル売りヨリ地合いの継続(ドル売り加速中)
▼米長期金利や米国債の動向(長期金利の上昇、米国債の売り)
▼米国の財政や格付けへの懸念(財政赤字拡大、格下げ懸念)
▼5月終了、6月入り要因(需給やその他)
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6月2日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・RBA政策金利発表 ・ガイトナー米財務長官が訪中(1日・2日、両日とも会談・発言予定あり) |
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08:50 | 日)マネタリーベース | × | - | +8.2% | |||||||
10:30 | 豪)第1四半期経常収支 | △ | -54.25億 | -64.99億 | |||||||
豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比] |
◎ | +2.0% | +3.5% | ||||||||
-21.7% | -16.5% | ||||||||||
未定 |
米)ガイトナー:財務長官の講演 【中国関連】(中国にて) |
BB | 要人発言 | ||||||||
13:30 | 豪)RBA政策金利発表 | ◎ | 3.00% 据え置き |
3.00% 据え置き |
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14:45 |
ス)第1四半期GDP [前期比/前年比] |
△ | -1.5% | -0.3% | |||||||
-1.6% | -0.6% | ||||||||||
16:30 | ス)SVME購買部協会景気指数 | △ | 36.5 | 34.7 | |||||||
17:30 |
英)マネーサプライM4【確報値】 [前月比/前年比] |
× | - | +0.1% | |||||||
- | +17.4% | ||||||||||
英)消費者信用残高 | × | 1億 | 1億 | ||||||||
英)モーゲージ承認件数 | × | 4.0万件 | 3.9万件 | ||||||||
英)建設業PMI | △ | 39.0 | 38.1 | ||||||||
18:00 | 欧)失業率 | △ | 9.1% | 8.9% | |||||||
南ア)Naamsa自動車販売 | × | - | -43.1 | ||||||||
23:00 | 米)中古住宅販売保留 | AA | +0.3% | +3.2% | |||||||
26:20 | 米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の講演 | BB | 要人発言 | ||||||||
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なし。今はドルストレートやクロス円をメインにしたい。
ドル売りヨリのスタンスを維持。[押し目見極め&ドル売り加速追随]で。
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