本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NYダウの動向』、そして『週末・月末要因及び米国が連休入りする点』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)個人所得/個人支出/PCEデフレータ/PCEコアデフレータ」
・「米)シカゴ購買部協会景気指数」
・「米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】」
への注目度のが高い。
米国以外の経済指標は、
・「NZ)住宅建設許可」
・「日)全国消費者物価指数&【除生鮮】」
・「ス)KOF先行指数」
への注目度のが高い。
経済指標以外では、
・「週末要因」
・「5月の月末要因」
・「米国が31日(月)祝日で連休入りとなる点」
・「ガイトナー米財務長官が訪欧」
・「加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方」
・「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安に対する反応」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「今週相次ぐ米国債入札の状況」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。
★★★
本日は、「週末金曜日」で「5月の月末」。
更に、「米国が31日(月)祝日のため、連休入り」となる。
米国の経済指標は、「ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】」がメイン。
その他、「個人所得/個人支出/PCEデフレータ/PCEコアデフレータ」と「シカゴ購買部協会景気指数」への注目度も高い。
「米国の株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
また、「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」からも目が離せない。
直近の金融市場は、
「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安」が燻り続けており、大きな変動要因となっている。
引き続き、現在加速している「ユーロ売り」や「リスク回避の流れ」の行方に注目したい。
昨日の金融市場で、株式市場が大きく反発したことなどをキッカケに、ココまで加速してきたリスク回避の流れに巻き戻しが起こっている。
週末及び月末、更には米国が連休入りすることからも大きな変動には注意したいところ。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・07時45分:NZ)住宅建設許可
→NZドル関連の通貨ペアの変動に注意。
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
→注目度は高いが、反応は小幅にとどまりやすい。
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレータ/PCEコアデフレータ
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→本日はミシガンがメイン。内容によってはシカゴでの反応も侮れない。取り敢えず、本日は、この米国の経済指標群消化後の金融市場の流れに注視したい。週末&月末&米国が連休入り。更には昨日からリスク回避の巻き戻しが起こっている点に注意したい。やはり、NYダウの動向が一番重要となる。
▼その他の本日の注目材料や注目点
・週末要因
・5月の月末要因
・米国が31日(月)祝日で連休入りとなる点
・ガイトナー米財務長官が訪欧
・加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方
・ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安に対する反応
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・今週相次ぐ米国債入札の状況
・金融当局者や要人による発言
【今週の為替相場の注目材料スケジュールと焦点(ドル中心)】
5月24日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方
▼ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安への反応
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国を中心とした主要な経済指標の結果
▼米国の長期金利の動向
▼5月の月末要因
▼中国の金融引き締めや人民元切り上げへの思惑(24日・25日に米中戦略・経済対話)
▼今週相次ぐ米国債入札の状況
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼5月31日(月)が祝日のため、今週末に米国が連休入りとなる点
▼米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題
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5月28日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・シンガポール休場 ・米国が31日(月)祝日(メモリアルデー)で連休入り |
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07:45 | NZ)住宅建設許可 | ○ | - | -0.4% | |||||||
08:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | △ | -17 | -16 | |||||||
08:30 | 日)失業率 | × | 5.0% | 5.0% | |||||||
↑・有効求人倍率 | 0.50 | 0.49 | |||||||||
日)東京消費者物価指数 | × | -1.2% | -1.5% | ||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | -1.5% | -1.9% | |||||||||
日)全国消費者物価指数 | ○ | -1.1% | -1.1% | ||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | -1.4% | -1.2% | |||||||||
日)全世帯家計調査消費支出 | △ | +2.6% | +4.4% | ||||||||
08:50 | 日)小売業販売額【速報値】 | △ | +3.6% | +4.7% | |||||||
日)大型小売店販売額【速報値】 | △ | -5.3% | -5.0% | ||||||||
15:00 |
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
× | +1.5% | +1.7% | |||||||
+7.1% | +5.0% | ||||||||||
15:15 | ス)貿易収支 | × | - | +20.1億 | |||||||
18:30 | ス)KOF先行指数 | ○ | +2.03 | +1.99 | |||||||
21:30 | 加)第1四半期経常収支 | △ | -75億 | -98億 | |||||||
米)個人所得 | BB | +0.5% | +0.3% | ||||||||
↑・個人支出 | +0.3% | +0.6% | |||||||||
↑・PCEデフレータ[前年比] | +1.9% | +2.0% | |||||||||
↑・PCEコアデフレータ [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.1% | |||||||||
+1.2% | +1.3% | ||||||||||
独)ウェーバー独連銀総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||
22:30 | 欧)ビーニ・スマギECB理事の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||
22:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | BB | 62.0 | 63.8 | |||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数 【確報値】 |
AA | 73.5 | 73.3 | |||||||
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ここからしばらくは、一旦、【リスク回避の流れの巻き戻し】も警戒&考慮したい。短期ヨリ。
ここからしばらくは、一旦、【ユーロ売りの巻き戻し】も警戒&考慮したい。短期ヨリ
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