本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『米国の株式市場の動向』、そして『ユーロ圏の財政悪化懸念や信用不安』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)貿易収支」
・「米)週間新規失業保険申請件数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「日)第4四半期GDP【二次速報】」
・「豪)消費者インフレ期待」
・「豪)失業率&新規雇用者数」
・「中)経済指標群(CPI、PPI、小売売上高、鉱工業生産、都市部固定資産投資)」
・「加)貿易収支」
などに注目が集まる。
経済指標以外では、
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「ユーロ圏の財政悪化懸念や信用不安」
・「『米国の出口戦略・金融政策』への思惑」
・「『中国の金融引き締め強化』への思惑」
・「『期末・年度末要因(リパトリ&他)』による変動」
・「今週相次ぐ『米国債入札(9日→3年債・10日→10年債・11日→30年債)』による影響」
・「来週に『FOMC政策金利&声明発表』を控える点」
などの要因に注意したい。
★★★
米国の経済指標は、「貿易収支」と「週間新規失業保険申請件数」に注目。
「NY株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」からも目が離せない。
今週相次ぐ「『米国債入札(9日→3年債・10日→10年債・11日→30年債)』による影響」にも注視したい。
現在の金融市場で特に焦点となっているのは「ユーロ圏の財政悪化懸念や信用不安」、「中国の金融引き締め強化」、「米国の出口戦略・金融政策」など。
今週は「米国の雇用統計発表明け」で、来週には「FOMC政策金利&声明発表を控える」ため、先週まで続いてきた「『ドル買い地合い』や『ユーロ売り地合い』、そして『リスク回避ヨリの流れ』」が復活するのかそれとも変化するのかをシッカリと見極めたい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・05時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
→発表内容で豪ドルが大きく動きやすい
・11時00分:中)経済指標群(CPI、PPI、小売売上高、鉱工業生産、都市部固定資産投資)
→内容次第で金融引き締めへの思惑が噴出しやすく、ドルや円の動向にも大きな影響を与えやすい
・19時00分:欧)ECB月例報告
・22時00分:ス)SNB政策金利&声明発表
→サプライズの可能性は低い
・22時30分:米)貿易収支
・22時30分:米)週間新規失業保険申請件数
→久しぶりの注目度の高い経済指標の発表。内容云々よりも、相場を動かすキッカケに使われそう。NYダウの動向と共に注視。
▼その他の本日の注目材料や注目点
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・ユーロ圏の財政悪化懸念や信用不安
・『米国の出口戦略・金融政策』への思惑
・『中国の金融引き締め強化』への思惑
・『期末・年度末要因(リパトリ&他)』による変動
・今週相次ぐ『米国債入札(9日→3年債・10日→10年債・11日→30年債)』による影響
・来週に『FOMC政策金利&声明発表』を控える点
3月8日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼『米国の雇用統計発表明け』による影響
▼米国を中心とした『主要経済指標』の発表
▼米国を中心とした『株式市場の動向』
▼ギリシャの財政懸念を発端とした『ユーロ圏の信用不安』
▼『米国の出口戦略や金融政策』への思惑
▼『ドル買い地合い』や『ユーロ売り地合い』、『リスク回避ヨリの流れ』の動向
▼来週に『FOMC政策金利&声明発表』を控える点
▼『中国による金融引き締め強化』への思惑
▼『金融当局者や要人による発言』
▼『金や原油などの商品市場』の動向
▼期末・年度末要因(リパトリ&他)による変動
▼『米国の長期金利』の動向
▼今週相次ぐ『米国債入札』による影響
▼『オバマ大統領による金融規制案』への思惑
【最新版!約40口座を比較】
⇒「ユーロ/米ドル」のスプレッドランキング!
3月11日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
||||||||
- | |||||||||||
05:00 | NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 2.50% 据え置き |
2.50% 据え置き |
|||||||
06:30 | NZ)企業景況感PMI | × | - | 52.0 | |||||||
08:50 |
日)第4四半期GDP【二次速報】 [前期比/前期比年率] |
○ | +1.0% | +1.1% | |||||||
+4.0% | +4.6% | ||||||||||
↑・名目GDP | +0.1% | +0.2% | |||||||||
↑・GDPデフレータ | -3.0% | -3.0% | |||||||||
09:00 | 豪)消費者インフレ期待 | ○ | - | +3.2% | |||||||
09:30 | 豪)失業率 | ◎ | 5.3% | 5.3% | |||||||
↑・新規雇用者数 | +1.50万人 | +5.27万人 | |||||||||
11:00 | 中)消費者物価指数 | ◎ | +2.5% | +1.5% | |||||||
中)生産者物価指数 | +5.1% | +4.3% | |||||||||
中)小売売上高 | +18.3% | +17.5% | |||||||||
中)鉱工業生産 | +19.5% | +18.5% | |||||||||
中)都市部固定資産投資 | +26.4% | +30.5% | |||||||||
16:45 | 仏)財政収支 | × | -1400億 | -1380億 | |||||||
仏)第4四半期非農業部門雇用者 【確報値】 |
× | -0.4% | -0.4% | ||||||||
19:00 | 欧)ECB月例報告 | ○ | - | - | |||||||
21:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | +0.8% | +3.0% | |||||||
+5.6% | +3.2% | ||||||||||
22:00 | ス)SNB政策金利&声明発表 | ◎ | 0.25% 据え置き |
0.25% 据え置き |
|||||||
22:30 | 加)第4四半期設備稼働率 | × | 70.0% | 67.5% | |||||||
加)新築住宅価格指数 | △ | +0.4% | +0.4% | ||||||||
加)貿易収支 | ○ | +4億 | -2億 | ||||||||
米)貿易収支 | AA | -410億 | -402億 | ||||||||
米)週間新規失業保険申請件数 | A | 45.0万件 | 46.9万件 | ||||||||
27:00 | 米)30年債入札(130億ドル) | BB | - | - | |||||||
28:00 | 米)ダドリーNY連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||
28:05 | 加)カーニーBOC総裁の発言 | ○ | 要人発言 | ||||||||
翌 06:45 |
NZ)小売売上高指数 | ◎ | +0.4% | ±0.0% | |||||||
↑・小売売上高指数【除自動車】 | +0.7% | -1.8% | |||||||||
|
直近は明確な方向性はないが、下方向の再加速に注視し、チャンスがあれば追随。
日々のNYダウの動向主体での金融市場のリスク許容度が重要。直近は明確な方向性はないが、下方向の再加速に注視し、チャンスがあれば追随。
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)