5月14日(金)■『ユーロ売りやリスク回避の流れの行方』と『NYダウの動向』、そして『週末要因』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『ユーロ売りやリスク回避の流れの行方』と『NYダウの動向』、そして『週末要因』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)小売売上高＆【除自動車】」
・「米)鉱工業生産」
・「米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「NZ)小売売上高指数＆【除自動車】」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「週末要因」
・「15日が土曜日のため、実質ゴトオ日」
・「ユーロ売りやリスク回避の流れの行方」
・「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「今週相次ぐ米国債入札の状況」
・「中国による金融引き締めや人民元切り上げ観測」
・「米国の主要企業の決算発表」
・「米国の金融規制策や金融機関への追求に関する話題」
・「15日が大量の米国債償還・利払いの日となる影響」
・「15日までにギリシャがEUに債務削減計画を提出」
などの要因に注意したい。

★★★

週末金曜日で、15日が土曜日のため実質ゴトオ日。
明日が、大量の米国債償還利払いの日となる点にも注意。

米国の経済指標は、「小売売上高＆【除自動車】」がメイン。
その他、「鉱工業生産」や「ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】」も注目度の高い経済指標。

「米国の株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
また、「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」も目が離せない要因。

直近の金融市場は、
「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安」と「NYダウの動向」が主な変動要因となっている。
先週末に加速した「ユーロ売りやリスク回避の流れ」は、今週に入って一旦は巻き戻しとなったが、その後も燻り続けている。
引き続き、この流れの行方を見極めることが最重要事項となりそうだ。

その他、比較的大きく動いた週であることから「週末要因」などにも注意したいところ。

■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・07時45分：NZ)小売売上高指数＆【除自動車】
→NZドルへのインパクトは大きい

・21時30分：米)小売売上高＆【除自動車】
→本日のメイン。まずは内容での反応が重要。その後はNYダウ次第か。

・22時15分：米)鉱工業生産
→小売売上高で発生した流れを加速させやすい

・22時55分：米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
→まずは結果とNYダウの動向を含めた市場の流れを見極めたい。日本時間24時のロンドンフィキシングや週末への流れは非常に重要。

▼その他の本日の注目材料や注目点
・週末要因
・15日が土曜日のため、実質ゴトオ日
・ユーロ売りやリスク回避の流れの行方
・ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・今週相次ぐ米国債入札の状況
・中国による金融引き締めや人民元切り上げ観測
・米国の主要企業の決算発表
・米国の金融規制策や金融機関への追求に関する話題
・15日が大量の米国債償還・利払いの日となる影響
・15日までにギリシャがEUに債務削減計画を提出

【今週の為替相場の注目材料スケジュールと焦点(ドル中心)】
5月10日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼先週末に行われたギリシャ支援に対する合意への反応
▼米国の雇用統計発表明けの各市場の反応
▼ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安
▼ユーロ売りやリスク回避の流れの行方
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の結果
▼米国の長期金利の動向
▼今週相次ぐ米国債入札の状況
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の主要企業の決算発表の結果
▼金や原油などの商品市場の動向
▼中国による金融引き締めや人民元切り上げ観測
▼5月15日が大量の米国債償還・利払いの日となる影響

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5月14日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク 注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週末金曜日 ・フランスが祝日で休場 ・15日が土曜日のため、実質ゴトオ日 ・米国の主要企業の決算発表 ・15日は大量の米国債償還・利払いの日 ・15日までにギリシャがEUに債務削減計画を提出
07:45		NZ)小売売上高指数	◎	+1.1%	-0.6%
		↑・小売売上高指数【除自動車】		+1.5%	-0.9%
		↑・第1四半期小売売上高指数		+0.3%	+1.0%
08:00		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁の発言	B	要人発言
21:30		米)小売売上高	AA	+0.3%	+1.6% (+1.9%)
		↑・小売売上高【除自動車】		+0.5%	+0.6% (+0.9%)
		加)新車販売台数	×	-4.0%	+8.1%
		加)製造業出荷	×	+1.0%	+0.1%
22:15		米)鉱工業生産	A	+0.6%	+0.1%
		米)設備稼働率	B	73.7%	73.2%
22:55		米)ミシガン大消費者信頼感指数 【速報値】	AA	73.5	72.2
23:00		米)企業在庫	B	+0.4%	+0.5%
26:40		米)エバンズ：シカゴ連銀総裁の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

今日の戦略は著者(羊飼い)の都合でお休みさせていただきます。

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