本日の為替相場の焦点は、『ISM製造業景況指数』と『NY株式市場の動向』、そして『「リスク回避の流れ」と「ドル買い地合い」の継続』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)個人所得/個人支出/PCEデフレータ/PCEコアデフレータ」
・「米)ISM製造業景況指数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「中)製造業PMI」
・「ス)SVME購買部協会景気指数」
・「英)製造業PMI」
等に注目が集まる。
経済指標以外では、
・「米)ガイトナー財務長官の議会証言【予算関連】」
・「週明け要因」
・「2月の月初め要因」
・「ウェリントン休場」
・「米国の予算教書が発表」
・「米主要企業決算発表→エクソンモービル」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。
★★★
週明け月曜日&2月最初の営業日。
米国の経済指標は、「ISM製造業景況指数」がメイン。
「NY株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因となる。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」からも目が離せない。
今週は、何と言っても「米国の雇用統計」が一番の注目材料。
その他、「ECB政策金利発表後のトリシェECB総裁の会見」や、週末にカナダで開催される「G7財務相・中央銀行総裁会議」への注目度も高い。
現在、金融市場の大きな焦点となっている「中国による金融引き締め強化」や「ギリシャの財政懸念を発端としたユーロ圏の信用不安」、「オバマ大統領による金融規制案」による市場の影響に注視しつつ、複数のビッグイベントそれぞれで市場がどう反応するかを見極めたい。
今週も、2010年に入ってから加速している「『ドル買い地合い』や『リスク回避の流れ』」をどれだけ捉える事ができるかが重要となりそうだ。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・10時00分:中)製造業PMI
→内容次第で円やドルも影響を受けやすい。金融引き締めへの思惑に注意。
・18時30分:英)製造業PMI
→ポンド関連にインパクト大。
・22時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレータ/PCEコアデフレータ
→週明け&2月入り初のイベント。取り敢えずは見極めたい。この指標の潜在的影響力はイマイチ。
・24時00分:米)ISM製造業景況指数
→市場へのインパクは大きい。まずは内容での反応に注視。NYダウがどちらにどれだけ反応するかが重要。「リスク許容度による流れ」と「ドル自体の流れ」の2つに注目したい。
・24時00分:米)ガイトナー財務長官の議会証言【予算関連】
→内容次第。未知数。
▼その他の本日の注目材料や注目点
・週明け要因
・2月の月初め要因
・ウェリントン休場
・米国の予算教書が発表
・米主要企業決算発表→エクソンモービル
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
2月1日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の雇用統計への思惑や反応
▼『オバマ大統領による金融規制案』への思惑や反応
▼『ギリシャの財政懸念を発端としたユーロ圏の信用不安』への思惑や反応
▼『中国による金融引き締め強化』への思惑や反応
▼『米国を中心とした株式市場』の動向
▼『金や原油などの商品市場』の動向
▼『米国を中心とした主要経済指標』での反応
▼『ドル買い地合い』や『リスク回避の流れ』の継続や加速
▼金融当局者や要人による発言
▼『米国の長期金利』の動向
▼『ECB政策金利発表&総裁会見』への思惑や反応
▼週末に控える『G7財務相・中央銀行総裁会議』への思惑
▼『米国の主要企業の決算発表』による株式市場への影響
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2月1日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週明け月曜日 ・2月最初の営業日 ・ウェリントン休場 ・米国の予算教書が発表 ・米主要企業決算発表→エクソンモービル |
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09:30 |
豪)第4四半期住宅価格指数 [前期比/前年比] |
△ | +3.5% | +4.2% | |||||||
+11.0% | +6.2% | ||||||||||
豪)ANZ求人広告件数 | △ | - | +6.0% | ||||||||
10:00 | 中)製造業PMI | ◎ | 56.5 | 56.6 | |||||||
14:00 | 日)門間日銀調査統計局長の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
16:45 | 仏)生産者物価指数 | × | - | -4.5% | |||||||
17:30 | ス)SVME購買部協会景気指数 | ○ | 55.5 | 54.6 | |||||||
17:55 | 独)製造業PMI【確報値】 | × | 53.4 | 53.4 | |||||||
18:00 | 欧)製造業PMI【確報値】 | × | 52.0 | 52.0 | |||||||
南ア)カギソPMI | × | - | 52.5 | ||||||||
18:30 | 英)製造業PMI | ◎ | 54.0 | 54.1 | |||||||
英)消費者信用残高 | × | -5億 | -4億 | ||||||||
英)モーゲージ承認件数 | × | 6.17万件 | 6.05万件 | ||||||||
英)マネーサプライM4【確報値】 | × | - | +6.4% | ||||||||
22:30 | 米)個人所得 | BB | +0.3% | +0.4% | |||||||
↑・個人支出 | +0.3% | +0.5% | |||||||||
↑・PCEデフレータ[前年比] | +2.2% | +1.5% | |||||||||
↑・PCEコアデフレータ [前月比/前年比] |
+0.1% | ±0.0% | |||||||||
+1.5% | +1.4% | ||||||||||
24:00 | 米)ISM製造業景況指数 | S | 55.6 | 55.9 | |||||||
米)建設支出 | C | -0.4% | -0.6% | ||||||||
米)ガイトナー財務長官の議会証言 【予算関連】 |
A | 要人発言 | |||||||||
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ドル買いとリスク回避の円買いの強弱次第。ショートで追随&引きつけての戻り売り。
ユーロ売り・ドル買いが優勢。反転に注意しながらの下落追随スタンス。
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