12月16日(火)◆ドル売り加速。『FOMC政策金利＆声明発表』と『米国の経済指標』に注目！

本日の為替相場の焦点は、以下の4点にあり。
『FOMC政策金利＆声明発表』
『米国の経済指標』
『NY株式市場の動向』
『米自動車業界救済に関する話題や思惑』

本日は、「FOMC政策金利と声明」の発表日。
今年最後のFOMCになることもあり、最大限の注意を払いたい。
既に0.50％の利下げも濃厚視されているが、それ以上の利下げや利下げ以外の政策が発表される可能性もあり、注目度は高く、更にサプライズにもなりやすい。

米国の経済指標は、「消費者物価指数」、「住宅着工件数/建設許可件数」への注目度が高い。
「消費者物価指数」とは、小売・サービス価格の調査結果であり、インフレ系最重要指標のうちのひとつ。インフレ動向を見るために重要視され、金融政策にも大きな影響を与える。
「住宅着工件数/建設許可件数」とは、住宅動向を示す経済指標。住宅問題は現在起こっている危機の根本をなす問題なので注目度は高い。

また、「ゴールドマン・サックスの決算発表」への注目度も高い他、「NY株式市場の動向」や「米自動車業界救済に対する話題や思惑」も引き続き為替相場の大きな変動要因となりそうだ。

為替相場では、先週からドル売りが加速しており、FOMCというビッグイベントによって、この流れが加速するとしても、ポジション調整が入るとしても、大きな動きへと発展する可能性が高いといえる。

■本日のトレード用のエサ
09時30分：豪)RBA議事録
18時30分：英)消費者物価指数＆【コア】
22時30分：米)ゴールドマン・サックス決算発表
22時30分：米)消費者物価指数＆【コア】
22時30分：米)住宅着工件数/建設許可件数
23時30分：NY株式市場オープン
28時15分：米)FOMC政策金利発表

12月15日からの週の為替相場の焦点は以下の8点。
▼NY株式市場の動向
▼米国の経済指標
▼要人のコメント
▼15・16日に予定されているFOMC
▼米国の自動車業界の救済に関する話題や思惑
▼米国政府による経済や金融に対する施策やオバマ政権への期待
▼ゴールドマンサックスやモルガンスタンレーの決算発表
▼来週にはクリスマスも控え、年末相場となってくる点

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12月16日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・南アフリカ市場休場 ・米連邦公開市場委員会(FOMC、15日・16日、16日に政策金利＆声明発表)
08:50		日)第3次産業活動指数	△	-0.2%	-0.6%
09:30		豪)RBA議事録	◎	-	-
17:15		ス)第3四半期鉱工業生産 [前月比/前年比]	△	-2.2%	+8.9%
				+3.6%	+6.1%
17:30		独)製造業PMI【速報値】	△	34.6	35.7
		独)サービス業PMI【速報値】	△	43.8	45.1
18:00		欧)製造業PMI【速報値】	△	34.5	35.6
		欧)サービス業PMI【速報値】	×	41.5	42.5
18:30		英)消費者物価指数 [前月比/前年比]	◎	-0.3%	-0.2%
				+3.9%	+4.5%
		↑・消費者物価指数【コア】[前年比]		+1.8%	+1.9%
		英)小売物価指数 [前月比/前年比]	△	-0.7%	-0.3%
				+3.1%	+4.2%
		↑・小売物価指数【コア】		+4.1%	+4.7%
22:30		加)製造業出荷	△	-0.4%	+0.1%
		米)ゴールドマン・サックス決算発表	A	-	-
		米)消費者物価指数[前月比/前年比]	S	-1.2%	-1.0%
				+1.5%	+3.7%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.1%	-0.1%
				+2.1%	+2.2%
		米)住宅着工件数	AA	73.0万件	79.1万件
		米)建設許可件数		70.0万件	73.0万件
28:15		米)FOMC政策金利発表	SS	50bp利下 0.50%	50bp利下 1.00%
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

FOMC後の流れを見極めたい

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