4月最初の営業日だった昨日。
ドルは大きく買い戻され、一時、ドル円で102円LOW、ユーロドルで1.55MIDまで進んだ。
NY株式市場も大きく上昇して終了している。
本日の焦点は、『バーナンキFRB議長の議会証言』にあり。
米国議会の上下両院合同経済委員会にて、バーナンキFRB議長の経済見通しに関する議会証言が行われる予定。週末に控える雇用統計と同じくらいかそれ以上の注目が集まっている。バーナンキFRB議長の発言は何度も相場が大きく動くキッカケとなっており、最大限の注意を払いたい。
その他、週末の雇用統計を占うためのADP全米雇用者数も重要。雇用統計の非農業部門雇用者数との相関を目的に作られた指標であり、徐々に重要視され始めている。
前日比で400ドル近い上昇で引けたNYダウは引き続き最重要監視対象。現在の為替相場のセンチメントの大部分はNY株式市場に影響されているため、今後の動向次第ではドルの買い戻しがさらに進む可能性も考えられる。
4月の最初の営業日にドルが大きく買われた点に注視。
実需による一時的なものなのか、傾向としてしばらく続くのかを見極める必要があるだろう。
本日のバーナンキFRB議長の議会証言でサプライズや大きな変動がなければ、次は週末の雇用統計が焦点となる。
★[[[本日の注目材料]]]
→米国以外
・特になし
→米国
・米)ADP全米雇用者数
・米)バーナンキFRB議長★証言【景気】
★[[[今週の為替相場の焦点]]]
・バーナンキFRB議長の議会証言
・月末・月初、期末・期初、年度末・年度初による動向
・『ドル売り』・『リスク回避』・『信用不安』・『景気不安』の動向
・ISMや雇用統計を中心とした米経済指標
・NY株式市場を中心とした金融市場の動向
・モノライン関連や大手金融機関の損失に関するニュース
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4月2日(水曜日)★今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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14:00 | 南ア)マネーサプライM3 | △ | - | +25.16% | ||||
17:30 | 英)マネーサプライM4【確報値】 | △ | - | +12.3% | ||||
英)消費者信用残高 | × | +9億 | +9億 | |||||
18:00 | 欧)生産者物価指数 | △ | +5.2% | +4.9% | ||||
南ア)Naamsa自動車販売 | × | - | -12.0% | |||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | - | ||||
21:15 | 米)ADP全米雇用者数 | AA | -4.5万人 | -2.3万件 | ||||
23:00 | 米)製造業受注指数 | BB | -0.8% | -2.5% | ||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | C | - | - | ||||
要人発言予定(未確認情報含む) | ||||||||
21:00 | 欧)アルムニア:欧州委員◆講演 | |||||||
21:30 | 加)ジェンキンス:BOC上級副総裁☆講演 | |||||||
22:30 | 米)バーナンキFRB議長★証言【景気】[上下両院合同経済委員会] | |||||||
翌5:30 | 英)タッカー:BOE委員◆講演 | |||||||
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4月初めの実需か?ドルは大きく買い戻されて、直近の抵抗を上抜けた。 今のところ戦略は変わらず『戻り売りスタンス』であり続ける。 ただ、バーナンキ議長の議会証言やドル買いがしばらくつつく可能性もあり、見極めのための様子見。
ドル円と同じく大きくドルが買い戻された。こちらも戦略は継続『戻り売り』。 押し目を見極めロングを構築したい。ダブルトップに見えなくもないが、反発する方へ。
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