注目のバーナンキFRB議長の議会証言。
NY株式市場は下落で反応し、直後はドル売りも見られたが、ドル円は底堅いまま。
本日は上院銀行住宅都市委員会での議会証言が予定されている。
本日の焦点も『バーナンキFRB議長議会の証言』にあり。
本日のバーナンキFRB議長の議会証言は昨日とは変わり上院銀行住宅都市委員会にて行われる予定。内容はベアー・スターンズ買収に関して。ポールソン米財務長官や他の金融当局者も出席する模様。
2月下旬に行われた半期に1度の議会証言では2日目の議会証言開始から1時間以上たった質疑応答の内容で相場が大きく反応し、それ以後1カ月弱の期間にわたる大きなドル売りのキッカケとなった。昨日の議会証言の内容は軒並み弱気のものだったが市場はそれほど反応していない。本日の質疑応答などをキッカケとして動き出す可能性も考えておきたい。
その他、米指標ではISM非製造業雇用者数が発表される。製造業版のISM指数よりは歴史が浅いが近年徐々に注目度は高まっている指標。ただ、本日は発表が議会証言と同時という事もあり、動きづらいか。
小幅下落で終了したNY株式市場は引き続き最重要監視対象であり続ける。現在の為替相場のセンチメントの大部分はNY株式市場に影響されているため、今後の動向を見極めたい。本日の議会証言に対し、どのような反応をするのか注視したい。
本日のバーナンキFRB議長の議会証言も重要だが、明日には経済指標の中で別格のインパクトを誇る雇用統計を控える点にも注意したい。
★[[[本日の注目材料]]]
→米国以外
・特になし
→米国
▼米)ISM非製造業景況指数
▼米)バーナンキ:FRB議長★議会証言【ベアー・スターンズ買収】[上院銀行住宅都市委員会]
★[[[今週の為替相場の焦点]]]
・バーナンキFRB議長の議会証言
・月末・月初、期末・期初、年度末・年度初による動向
・『ドル売り』・『リスク回避』・『信用不安』・『景気不安』の動向
・ISMや雇用統計を中心とした米経済指標
・NY株式市場を中心とした金融市場の動向
・モノライン関連や大手金融機関の損失に関するニュース
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4月3日(木曜日)★今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・日財務省10年物価連動国債入札 ・明日に米雇用統計の発表を控える |
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18:00 |
欧)小売売上高 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | +0.4% | ||||
0.0% | -0.1% | |||||||
21:30 | 米)新規失業保険申請件数 | B | - | 36.6万件 | ||||
23:00 | 米)ISM非製造業景況指数 | A | 48.8 | 49.3 | ||||
要人発言予定(未確認情報含む) | ||||||||
19:30 | 欧)トリシェ:ECB総裁◆講演 | |||||||
20:00 | 欧)ウェリンク・オランダ:中銀総裁◆会見 | |||||||
23:00 | 米)バーナンキ:FRB議長★議会証言 【ベアー・スターンズ買収】[上院銀行住宅都市委員会] ※ポールソン米財務長官なども出席 |
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翌8:30 | 米)ミシュキンFRB理事★講演【中央銀行】 | |||||||
翌9:00 | 米)イエレン:サンフランシスコ連銀総裁★【米経済】 | |||||||
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弱気のバーナンキ議会証言を受けても底堅いドル円。 本日も議会証言、明日には雇用統計。 下落開始待ち。NY株式市場の下落が合図となりそう!?
ストップをつけて押し目を買う予定。敵は要人によるユーロ高けん制発言。
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