本日の為替相場の焦点は、以下の3点にあり。
・『米雇用統計』
・『NY株式市場の動向』
・『米自動車業界救済の行方』
週末金曜日で、5日のゴトオ日。
米国の経済指標は、「米雇用統計」への注目度が高い。
「米雇用統計は」は、数ある経済指標の中でも最も市場の注目度や相場に与えるインパクトが大きいモノ。「雇用統計」のなかでも一番の注目は非農業部門雇用者数と失業率。予想とのブレが大きいこともあり、サプライズが起こりやすい指標。当月の数字と共に前月と前々月分の修正値も発表され、相場を動かす材料となるので注意が必要。この指標との相関性を目的に作られたADP全国雇用者数は今週水曜日に発表され、−20.0万人のところ−25.0万人と事前予想値より悪い結果だった。
また、為替相場が大きく振られている「NY株式市場」はもちろんのこと、「米自動車業界救済の行方」や「週末金曜日であること」にも注視したい。
本日は、昨日に引き続き「自動車業界救済に関する公聴会」が行わる予定となっており、市場の思惑や関係者の発言が相場の変動要因になりそうだ。また、土日に何かしらのニュースが出る可能性も考えておきたいところ。
為替相場は、ユーロドルやドル円を中心に長い間レンジが続いているが、リスク回避の動向が依然として強く、ドル円は下値を模索している。
レンジを抜けた場合には大きな変動となることも多いので注意したい。
その他、週末のポジション調整なども大きくなる可能性が高いと言えるだろう。
■本日のトレード用のエサ
21時00分:加)失業率/雇用ネット変化
22時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
23時30分:NY株式市場オープン
■今週の焦点
年末商戦初動の結果や今後への思惑
NY株式市場の動向
米国の経済指標
金融当局者や要人による発言
各国の金融政策の動向と今後への思惑
米自動車業界の救済策の行方
米政府の経済や金融への施策&オバマ政権への期待
12月の月始め要因
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12月5日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・ゴトオ日 ・米中戦略経済対話(4日・5日) ・自動車業界救済について公聴会 |
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18:00 | 欧)サービス業PMI【確報値】 | × | 43.3 | 43.3 | |||||||
20:00 |
独)製造業受注 [前月比/前年比] |
△ | -0.5% | -8.0% | |||||||
-12.1% | -2.7% | ||||||||||
21:00 | 加)失業率 | ◎ | 6.4% | 6.2% | |||||||
↑・雇用ネット変化 | -1.50万件 | +0.95万件 | |||||||||
22:30 | 米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | -33.0万人 | -24.0万人 | |||||||
↑・失業率 | 6.8% | 6.5% | |||||||||
29:00 | 米)消費者信用残高 | C | +20億 | +69億 | |||||||
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NY株式市場の下落で、円買いヨリ。レンジ下抜け来るか?
週末のため様子見
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)