12月4日(木)◆『各国の政策金利発表』と『NY株式市場の動向』、そして『明日に雇用統計を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、以下の3点にあり。
・『各国の政策金利発表』
・『NY株式市場の動向』
・『明日に雇用統計を控える点』

米国の経済指標は、「新規失業保険申請件数」への注目度が高い。
「新規失業保険申請件数」は、毎週発表されるものだが、このところの米国の景況感の悪化や明日に雇用統計が控えることから注目度が増している。

本日は、ニュージーランドとユーロ圏、英国の政策金利が発表される。
どれも大幅利下げが濃厚視されており、予想以上に利下げされる可能性もあるため、注目度は高い。サプライズがあれば想像以上の大きな変動もあり得るだろう。
特に為替相場の方向性を決定しやすいユーロ圏の政策金利やその後に行われるトリシェ総裁の記者会見での今後の金融政策の動向を見極めたいところ。

また、為替相場が大きく振られている「NY株式市場」はもちろんのこと、「要人による発言」や「明日に雇用統計をを控える点」にも注視したい。

■本日のトレード用のエサ
05時00分：NZ)RBNZ政策金利発表
09時30分：豪)貿易収支
09時30分：豪)住宅建設許可件数
21時00分：英)BOE政策金利発表
21時45分：欧)ECB政策金利発表
22時30分：欧)トリシェECB総裁記者会見
22時30分：米)週間新規失業保険申請件数
23時30分：NY株式市場オープン
25時15分：米)バーナンキFRB議長の講演【住宅関連】

■今週の為替相場の焦点
年末商戦初動の結果や今後への思惑
NY株式市場の動向
米国の経済指標
金融当局者や要人による発言
各国の金融政策の動向と今後への思惑
米自動車業界の救済策の行方
米政府の経済や金融への施策＆オバマ政権への期待
12月の月始め要因

ザイFX限定！口座開設&取引で5000円もらえる！ トレイダーズ証券みんなのFX

12月4日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・米中戦略経済対話(4日・5日)
05:00		NZ)RBNZ政策金利発表	◎	150bp利下 5.00%	100bp利下 6.50%
08:50		日)第3四半期法人季節設備投資	△	-9.7%	-6.5%
09:30		豪)貿易収支	◎	+14.1億	+14.6億
		豪)住宅建設許可件数	○	-	-7.2%
15:45		ス)第3四半期GDP [前期比/前年比]	△	+0.1%	+0.4%
				+1.8%	+2.3%
19:00		欧)第3四半期GDP【改定値】 [前期比/前年比]	×	-0.2%	-0.2%
				+0.7%	+0.7%
21:00		英)BOE政策金利発表	◎	75bp利下 2.25%	150bp利下 3.00%
21:45		欧)ECB政策金利発表	◎	50bp利下 2.75%	50bp利下 3.25%
22:30		欧)トリシェECB総裁記者会見	◎	要人発言
22:30		加)住宅建設許可	○	-5.0%	+13.4%
		米)週間新規失業保険申請件数	A	54.0万件	52.9万件
23:15		米)フィッシャー：ダラス連銀総裁の講演	BB	要人発言
		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁の講演	B	要人発言
24:00		米)製造業受注指数	B	-4.0%	-2.5%
		加)Ivey購買部協会指数	○	50.5	52.2
24:35		米)週間原油在庫	BB	-	+728万
24:45		米)エバンズ：シカゴ連銀総裁の講演	B	要人発言
25:15		米)バーナンキFRB議長の講演 【住宅関連】	A	要人発言
30:30		米)クロズナーFRB理事の講演【住宅関連】	B	要人発言
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

NY株式市場の下落で、円買いヨリ。明日に米雇用統計で加速も。

---

ECB政策金利発表日なので、結果を見極めたい。基本は追随。

---

「トルコリラ/円」のスワップポイントランキング！
約30のFX口座を調査して比較。お得なキャンペーン情報も掲載中。