10月7日(木)■『米・週間新規失業保険申請件数』と『NYダウの動向』、そして『明日に米国の雇用統計の発表を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米・週間新規失業保険申請件数』と『NYダウの動向』、そして『明日に米国の雇用統計の発表を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)週間新規失業保険申請件数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「豪)失業率＆新規雇用者数」
・「英)鉱工業生産」
・「独)鉱工業生産」
・「加)住宅建設許可」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「英)BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠」
・「欧)ECB政策金利＆声明発表＆トリシェECB総裁の記者会見」
・「ドル売り優勢地合いの行方」
・「米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)」
・「金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感での反応」
・「欧州の財政・金融不安の再燃」
・「世界的な景気先行き懸念」
・「金融当局者や要人による発言」
・「明日に米国の雇用統計の発表を控える点」
・「明日にG7財務相・中央銀行総裁会議(非公式)の開催を控える点」
などの要因に注意。

★★★

本日の「米国の経済指標」は、「週間新規失業保険申請件数」がメイン。

「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因であり続ける。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。

直近の為替相場は、引き続き「米国の株式市場が主導する金融市場のリスク許容度」が大きな影響力を持つ中、「FRBによる金融緩和観測の高まり」などを背景に加速している「ドル売り優勢地合い」の行方や、たびたび再燃する「欧州の財政・金融不安」での影響も為替相場の流れを見極める上で非常に重要となる。

また、明日に控える「米国の雇用統計」や「G7財務相・中央銀行総裁会議」などによる影響にも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・09時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
→内容でのインパクトが非常に大きい

・17時30分：英)鉱工業生産
→内容次第で大きく動く可能性

・19時00分：独)鉱工業生産
→相場の気分次第。ユーロ買い・ドル売りの後押し要因に？

・20時00分：英)BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠
→サプライズなしで反応薄か

・20時45分：欧)ECB政策金利＆声明発表
→サプライズなしで反応薄か

・21時30分：欧)トリシェECB総裁の記者会見
・21時30分：加)住宅建設許可
・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
→トリシェ総裁の会見は内容次第だがなあなあで終わりそうな雰囲気。寧ろユーロ買い・ドル売り地合いで恣意的に使われやすいか。メインは、明日に米国の雇用統計を控えての新規失業保険申請件数。明日の数値には関係ないものだが、連想で大きく動く可能性が高い

▼その他の本日の注目材料や注目点
・ドル売り優勢地合いの行方
・米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)
・金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感での反応
・欧州の財政・金融不安の再燃
・世界的な景気先行き懸念
・金融当局者や要人による発言
・明日に米国の雇用統計の発表を控える点
・明日にG7財務相・中央銀行総裁会議(非公式)の開催を控える点


10月4日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼ドル売り優勢地合いの継続
▼米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)
▼日銀による追加金融緩和策の実施
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国の雇用統計を中心とした主要経済指標の発表
▼金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
▼日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感での反応
▼米国の長期金利の動向
▼欧州の財政・金融不安の再燃
▼金融当局者や要人による発言
▼G7財務相・中央銀行総裁会議(週末)を控える点
▼ECB理事会結果発表後のトリシェ総裁の発言
▼世界的な景気先行き懸念
▼金や原油などの商品市場の動向
▼豪、日、英、欧の金融政策の発表

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10月7日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・中国市場休場（1日～7日） ・米国の主要企業の決算→アルコア、その他 ・明日に米国の雇用統計の発表を控える ・明日にG7財務相・中央銀行総裁会議(非公式)の開催を控える
09:30		豪)失業率	◎	5.1%	5.1%
		↑・新規雇用者数		+2.00万人	+3.09万人
		↑・労働参加率		65.4%	65.4%
14:00		日)景気動向指数【速報値】 [先行CI指数/一致CI指数]	×	99.1	100.0
				103.5	103.0
15:00		日)工作機械受注	×	-	+170.0%
15:45		仏)貿易収支	×	-40億	-42億
17:30		英)鉱工業生産 [前月比/前年比]	◎	+0.2%	+0.3%
				+4.1%	+1.9%
		英)製造業生産高 [前月比/前年比]	△	+0.2%	+0.3%
				+5.8%	+4.9%
19:00		独)鉱工業生産 [前月比/前年比]	○	+0.5%	+0.1%
				+9.8%	+10.9%
20:00		英)BOE政策金利＆声明発表	◎	0.50% 据え置き	0.50% 据え置き
		↑・BOE資産購入枠		2000億 据え置き	2000億 据え置き
20:45		欧)ECB政策金利＆声明発表	◎	1.00% 据え置き	1.00% 据え置き
21:30		欧)トリシェECB総裁の記者会見	◎	要人発言
		加)住宅建設許可	○	-2.0%	-3.3%
		米)週間新規失業保険申請件数	AA	45.5万件	45.3万件
26:20		米)フィッシャー：ダラス連銀総裁の発言	B	要人発言
26:30		米)ホーニグ：カンザスシティ連銀総裁の発言	B	要人発言
28:00		米)消費者信用残高	B	-35億	-36億
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

基本、戻り売りも、介入も警戒。更には、明日にビッグイベントを控えての調整にも注意。あくまで、現在のメインはユーロドル

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明日にビッグイベントを控えての調整に注意しつつも、ドル売り・ユーロ買い方向に追随

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