1月15日(木)■「米国の経済指標」と「ユーロ圏の政策金利発表と総裁の記者会見」、そして「NY株式市場の動向」に注目！

本日の為替相場の焦点は、「米国の経済指標」と「ユーロ圏の政策金利発表と総裁の記者会見」、そして「NY株式市場の動向」にあり。

15日のゴトオ日。
本日は、注目材料が目白押し。

米国の経済指標は、「生産者物価指数」、「新規失業保険申請件数」、「NY連銀製造業景気指数」、「フィラデルフィア連銀景況指数」に注目したい。
「生産者物価指数」とは、国内販売業者の販売価格の調査結果。消費者物価指数と同じくインフレ動向を見るために重要。季節要因を受けやすく、変動の大きい食料品とエネルギーを除いたコア指数が重要視される。
「NY連銀製造業景気指数」とは、ニューヨーク地区における製造業の景況感を表す。フィラデルフィア連銀製造業景気指数とISM製造業景況指数を占うための先行指数として注目される。
「新規失業保険申請件数」は、毎週発表されるものだが、このところの米国の景況感の悪化などから注目度が増している。
「フィラデルフィア連銀景況指数」とは、フィラデルフィア地区における製造業の景況感を表す指数で、『1ヶ月前と比較した現状』と『6ヵ月後の期待』の11項目にわたるアンケートにおける良い/同じ/悪いの3択での回答を指数化しているもの。

本日の最大の注目点は、「ユーロ圏の政策金利発表」と「トリシェ総裁の記者会見」にある。
ユーロ圏の政策金利は、0.50％の利下げが濃厚視されているが、実際の利下げ幅と、その後に控える総裁の記者会見での今後の金融政策に関する言及に大きな注目が集まっている。
年明けからユーロは大きく売られ続けているため、この結果とその後の流れは今後の為替相場の方向性を見極める上で非常に重要なものになるだろう。

軟調な推移が継続し、特に円の動向に大きな影響を与える「NY株式市場の動向」の監視は継続したい。

■本日のトレード用のエサ
・09時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
・21時45分：欧)ECB政策金利発表
・22時30分：欧)トリシェECB総裁の記者会見
・22時30分：米)生産者物価指数＆【コア】
・22時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・22時30分：米)NY連銀製造業景気指数
・23時30分：NY株式市場オープン
・24時00分：米)フィラデルフィア連銀景況指数

1月12日からの週の為替相場の焦点
▼NY株式市場の動向
▼オバマ政権への期待や米国政府による各種施策
▼米雇用統計発表の余波
▼米国の経済指標
▼金融当局者や要人による発言
▼各国の金融政策への思惑
▼19日が米国の祝日で週末が連休前となる点

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1月15日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・15日のゴトオ日 ・ECB理事会(政策金利発表＆総裁記者会見あり) ・米大手企業決算発表→インテル ・米指標が19日祝日のため、明日は連休前の週末になる
08:50		日)機械受注 [前月比/前年比]	△	-8.0%	-4.4%
				-20.8%	-15.5%
		日)企業物価指数【速報値】 [前月比/前年比]	×	-1.5%	-1.9%
				+0.8%	+2.8%
09:30		豪)失業率	◎	4.5%	4.4%
		↑・新規雇用者数		-2.00万人	-1.56万人
14:00		米)イエレン：SF連銀総裁の講演 【経済関連】	BB	要人発言
16:00		独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比]	×	+0.3%	+0.3%
				+1.1%	+1.4%
18:00		南ア)インベステックPMI	×	-	39.5
19:00		欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比]	○	-0.1%	-0.5%
				+1.6%	+2.1%
21:45		欧)ECB政策金利発表	◎	50bp利下 2.00%	75bp利下 2.50%
22:30		欧)トリシェECB総裁の記者会見	◎	要人発言
		米)生産者物価指数[前月比/前年比]	A	-2.0%	-2.2%
				-1.1%	+0.4%
		↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.1%	+0.1%
				+4.1%	+4.2%
		米)週間新規失業保険申請件数	A	50.5万件	46.7万件
		米)NY連銀製造業景気指数	A	-25.0	-25.8
24:00		米)フィラデルフィア連銀景況指数	AA	-35.0	-32.9
24:30		欧)シュタルク：ECB理事の講演	○	要人発言
25:00		ス)ジョーダン：SNB理事の講演	△	要人発言
27:40		米)エバンズ：シカゴ連銀総裁の講演	BB	要人発言
		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁 の講演【経済関連】	BB	要人発言
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

下落加速追随＆戻り売り。円はNY株式市場の動向にも影響を受けやすいため、注視。

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ECB政策金利発表＆総裁記者会見の結果とその後の流れに注目

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