本日の為替相場の焦点は、「米国の経済指標」と「NY株式市場の動向」、そして「ユーロ売りの傾向」にあり。
米国の経済指標は「中古住宅販売保留」への注目度が高い。
「中古住宅販売保留」とは、契約は成立しているが所有権の移転が完了していないものを指す。契約完了に至る割合が高いため、住宅指標の先行指標となる。
また、このところずっと不安定に推移している「NY株式市場の動向」は要監視対象であり続ける。引き続き「オバマ政権への期待」や「バッドバンク設立に関する話題」などが変動要因となりやすいだろう。
今年に入って、ユーロ圏の景況感や金融不安、金利先安観などが材料にされ、ユーロが売られやすい地合いが続いている。今週はECB理事会が控えることもあり、この傾向が加速する可能性も高いと言えるだろう。
本日のトレード用のエサ
・09時30分:豪)貿易収支
・12時30分:豪)RBA政策金利発表
・23時30分:NY株式市場オープン
・24時00分:米)中古住宅販売保留
2月2日からの週の為替相場の焦点
▼米国の経済指標
▼各国の金融政策の話題や思惑
▼NY株式市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼オバマ政権への期待
▼バッドバンク構想などの金融安定化策や景気刺激策
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2月3日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・RBA政策金利発表 ・米主要企業決算発表→モトローラ、ディズニー |
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08:50 | 日)マネタリーベース | × | - | +1.8% | |||||||
09:30 | 豪)貿易収支 | ○ | +10.50億 | +14.48億 | |||||||
12:30 | 豪)RBA政策金利発表 | ◎ | 100bp利下 3.25% |
100bp利下 4.25% |
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16:00 |
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
△ | +0.5% | -0.4% | |||||||
+0.5% | -3.0% | ||||||||||
16:15 | ス)貿易収支 | × | - | +21.5億 (+22.5億) |
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18:30 | 英)建設業PMI | △ | - | 29.3 | |||||||
19:00 |
欧)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | -1.1% | -1.9% | |||||||
+2.2% | +3.3% | ||||||||||
24:00 | 米)中古住宅販売保留 | A | ±0.0% | -4.0% | |||||||
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戻り売りスタンス。NY株式市場の動向も重要。今週は底堅いか。
ユーロ売り、ドル買いヨリ。今週は、ユーロ売りが加速する可能性。
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