本日の為替相場の焦点は、「米国の経済指標」と「NY株式市場の動向」、そして「週明け・月始め要因」にあり。
週明け月曜日で2月最初の営業日。
米国の経済指標は「ISM製造業景況指数」への注目度が高い。
「ISM製造業景況指数」とは、ISM(全米供給管理協会)が実施した製造業の購買担当役員へのアンケート結果。歴史も古く、発表時期が早い事から注目度は非常に高い。50%が景気拡大と景気後退の分岐点と言われるが、このところはずっと下回って推移している。
また、続落している「NY株式市場の動向」への注目度も高い。「オバマ政権への期待」や「バッドバンク設立に関する話題」などが変動要因となりやすい。
その他、本日が週明け月曜日で2月の最初の営業日である点に注意したい。
今年に入って、ユーロ圏の景況感や金融不安、金利先安観などが材料にされやすい地合いが続いている。今週はECB理事会が控えることもあり、この傾向が加速する可能性も高い為、最大限の注意を払いたい。
本日のトレード用のエサ
・18時30分:英)製造業PMI
・22時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレータ/PCEコアデフレータ
・23時30分:NY株式市場オープン
・24時00分:米)ISM製造業景況指数
2月2日からの週の為替相場の焦点
▼米国の経済指標
▼各国の金融政策の話題や思惑
▼NY株式市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼オバマ政権への期待
▼バッドバンク構想などの金融安定化策や景気刺激策
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2月2日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週明け月曜日 ・2月最初の営業日 ・米主要企業決算発表→サンディスク、アフラック |
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09:30 |
豪)第4四半期住宅価格指数 [前月比/前年比] |
△ | -1.0% | -1.8% | |||||||
-2.4% | +2.8% | ||||||||||
17:30 | ス)SVME購買部協会景気指数 | △ | - | 36.9 | |||||||
17:55 | 独)製造業PMI【確報値】 | × | 32.0 | 32.0 | |||||||
18:00 | 欧)製造業PMI【確報値】 | × | 34.5 | 34.5 | |||||||
南ア)インベステックPMI | × | 41.0 | 40.1 | ||||||||
18:30 | 英)製造業PMI | ○ | 34.4 | 34.9 | |||||||
21:00 | 欧)ゴンザレス・パラモ:ECB理事の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
22:30 | 米)個人所得 | A | -0.4% | -0.2% | |||||||
↑・個人支出 | -0.9% | -0.6% | |||||||||
↑・PCEデフレータ [前年比] | +1.1% | +1.4% | |||||||||
↑・PCEコアデフレータ [前月比/前年比] |
±0.0% | ±0.0% | |||||||||
+1.7% | +1.9% | ||||||||||
24:00 | 米)ISM製造業景況指数 | AA | 33.0 | 32.4 (修:32.9) |
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米)建設支出 | BB | -1.2% | -0.6% | ||||||||
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戻り売りスタンス。NY株式市場の動向も重要。
ユーロ売り、ドル買いヨリ
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