本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』、そして『明日にFRB議長の議会証言を控える点』にあり。
米国の経済指標は、
・「景気先行指数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「豪)第2四半期生産者物価指数」
が主な注目材料。
経済指標以外では、
・「週明け月曜日の20日・ゴトオ日」
・「東京市場が休場」
・「明日にFRB議長の議会証言」
・「米国の主要企業の決算発表」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の株式市場の動向」
・「米国の債券市場や長期金利の動向」
・「原油などの商品相場の動向」
などに注目したい。
★★★
週明け月曜日で、20日のゴトオ日。
東京市場は連休中で休場。
東京タイムは比較的商いが薄くなると思われるが、特に影響はないだろう。
米国の経済指標は、「景気先行指数」がメイン。
また、本日は「テキサス・インスツルメンツ」の決算発表があり、明日以降には更に注目度の高い「米国の主要企業や金融機関の決算発表」が数多く予定されている。
現在の金融市場は、それぞれの材料に一喜一憂しやすい傾向あり。
「NY株式市場の動向」は引き続き最重要項目となるだろう。
現在の金融市場のリスク許容度は「NY株式市場」が主導しており、為替相場と株式市場は強く連動している。経済指標の発表においても、その結果にNY株式市場がどう反応するかが重要となっている。
また、「原油など商品市場の動向」や「米国の債券市場や長期金利の動向」も存在感を増している。
その他、明日から「FRB議長の金融政策などに関する議会証言」が行われる点も重要。これは、半期に1度の2月と7月に恒例として行われるもので、金融政策や経済見通しなどに関する報告とそれに対する質疑応答あり、注目度は非常に高い。結果のみならず、その内容への思惑で相場が動き出す可能性もある。
■□■本日のトレード用のエサ
・10時30分:豪)第2四半期生産者物価指数
・22時30分:NY株式市場オープン
・23時00分:米)景気先行指数
7月20日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼NY株式市場の動向
▼バーナンキFRB議長の金融政策などに関する議会証言
▼米国の経済指標
▼米国の金融機関の決算発表
▼米国の主要企業の決算発表
▼金融当局者や要人の発言
▼米国の債券相場や長期金利の動向
▼原油などの商品相場の動向
ザイFX限定!口座開設&取引で5000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX
7月20日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
||||||||
・週明け月曜日 ・20日のゴトオ日(ただし、東京市場が休場) ・東京市場休場(海の日) ・米大手企業の決算発表→テキサス・インスツルメンツ ・21日・22日と半期に1度の「金融政策などに関するFRB議長の議会証言」を控える |
|||||||||||
08:01 |
英)ライトムーブ住宅価格 [前月比/前年比] |
△ | - | -0.4% | |||||||
- | -5.5% | ||||||||||
10:30 |
豪)第2四半期生産者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | -0.2% | -0.4% | |||||||
+2.9% | +4.0% | ||||||||||
15:00 |
独)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.5% | ±0.0% | |||||||
-4.2% | -3.6% | ||||||||||
17:30 | 英)マネーサプライM4【速報値】 | × | +14.6% | +16.6% | |||||||
21:30 | 加)卸売売上高 | △ | - | -0.6% | |||||||
加)国際証券取扱高 | △ | - | +90.48億 | ||||||||
23:00 | 米)景気先行指数 | A | +0.5% | +1.2% | |||||||
26:30 | 米)ロックハート:アトランタ連銀総裁の講演 | BB | 要人発言 | ||||||||
|
NYダウ次第。リスク選好かリスク回避か日々の見極めて流れに追随。
NYダウ次第。リスク選好かリスク回避か日々の見極めて流れに追随。
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)