本日の為替相場の焦点は以下の4点。
『独IFO景況指数』
『米中古住宅販売件数』
『NY株式市場の動向』
『米自動車業界の救済に関する思惑やニュース』
週明けの月曜日で、東京市場は祝日で休場。
予定されている経済指標で注目が高いのは、「ドイツのIFO景況指数」と「米国の中古住宅販売件数」。
「ドイツのIFO景況指数」は、先々週発表されたZEW景況指数とともに欧州の指標の中で最も注目度が高いもの。約1万社の企業の役員への調査結果を指数化。現況指数と期待指数があり、景況感指数はその平均で表される。
「中古住宅販売件数」とは、中古住宅のうち、所有権の移転が完了したもの。景気動向との関連性が深く、先行性があるといわれている。季節や天候の影響も受けやすく、予想と違った結果が出やすい傾向も。住宅動向は現在の金融不安の根本となる問題でもあり、出し尽くし感もある一方で、注目度は依然として高い。
更に、不安定に推移している「NY株式市場の動向」からも目が離せない。「NY株式市場の動向」は、現在の為替相場に大きな影響を与えていることもあり、注目度は高い。
先週話題になった、「米自動車業界の救済に関するニュースや思惑」には特に気をつけたいところ。その他、「米シティグループの経営問題」や「オバマ政権への期待」などが変動要因となる可能性も高い。
27日には感謝祭を控える。
毎年この時期になると、市場参加者が徐々に少なくなり、値動きが不安定になりやすい為、注意したいところ。
■本日のトレード用のエサ
18時00分:独)IFO景況指数
23時30分:NY株式市場オープン
24時00分:米)中古住宅販売件数
■今週の為替相場の焦点
・米自動車業界の救済策の行方
・シティグループの経営問題
・年末商戦への思惑
・27日に感謝祭が控える点
・NY株式市場の動向
・米国の経済指標
・オバマ政権への期待
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11月24日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週明け月曜日 ・東京市場休場(勤労感謝の日の振替) |
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18:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 89.0 | 90.2 | |||||||
↑・IFO現況指数 | 97.0 | 99.9 | |||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 81.2 | 81.4 | |||||||||
欧)経常収支 | × | - | -84億 | ||||||||
19:00 | 欧)鉱工業新規受注 | × | -2.9% | -1.2% | |||||||
24:00 | 米)中古住宅販売件数 | AA | 502万件 | 518万件 | |||||||
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NY株式市場次第(上昇→円売り、下落→円買い)
NY株式市場次第(上昇→ドル売り、下落→ドル買い)
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