本日の為替相場の焦点は以下の4点。
『米国の経済指標』
『バーナンキFRB議長を中心とした要人のコメント』
『金融サミットの開催』
『NY株式市場の動向』
本日は週末金曜日。
14日・15日とワシントンで開かれる「金融サミット」が大きな注目を集めている。
米国の経済指標は、「小売売上高」と「ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】」への注目度が高い。
メインとなるのは「小売売上高」。「小売売上高」とは、小売業における売上げに関する指標で個人消費の動向を見るために使われる。耐久財と非耐久財に分けて発表され、比率の高い自動車部門を除いた部分が重要視される。
「ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】」とは、消費者マインドに関するアンケート結果で、速報値の対象は300人、確報値の対象は500人となっている。
その他、「バーナンキFRB議長やトリシェ総裁の講演」にも注目が集まる。
「NY株式市場の動向」には引き続き注視。
為替相場は依然としてこの動向に大きく振られている。
ついに、ビックイベントである「金融サミット」が開催。
開催日が14日と15日のため、本日からある程度の情報は出てくると思われるが、最終的なものは今週の相場クローズ後となる可能性が高い。
思惑やポジション調整による大きな動きはもちろんのこと、来週のギャップ明けのスタートにも注意したいところ。
■本日のトレード用のエサ
19時00分:欧)第3四半期GDP【速報値】
19時00分:欧)消費者物価指数【確報値】
22時30分:欧)トリシェECB総裁の講演
22時30分:米)バーナンキFRB議長の講演
22時30分:米)輸入物価指数
22時30分:米)小売売上高&【除自動車】
23時30分:NY株式市場オープン
23時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
■今週の為替相場の焦点
・NY株式市場の動向
・米国の経済指標
・世界的な景気動向への思惑
・金融当局者や要人による発言
・週末にG20金融サミットが開催される点
・米新政権への期待や経済対策への反応
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11月14日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・15日が土曜日なので実質ゴトオ日 ・金融サミット(G20緊急首脳会合、ワシントン、14日・15日) |
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16:00 |
独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
× | -0.2% | -0.2% | |||||||
+2.4% | +2.4% | ||||||||||
17:00 | 欧)トリシェECB総裁の講演 | ○ | 要人発言 | ||||||||
欧)シュタルクECB理事の講演 | △ | 要人発言 | |||||||||
19:00 |
欧)第3四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
○ | -0.1% | -0.2% | |||||||
+0.7% | +1.4% | ||||||||||
欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
△ | +0.1% | +0.2% | ||||||||
+3.2% | +3.6% | ||||||||||
22:30 | 加)製造業出荷 | △ | -2.0% | -3.7% | |||||||
加)新車販売台数 | × | +1.0% | -2.3% | ||||||||
米)バーナンキFRB議長の講演 | AA | 要人発言 | |||||||||
欧)トリシェECB総裁の講演 | ◎ | 要人発言 | |||||||||
米)輸入物価指数 | A | -4.0% | -3.0% | ||||||||
米)小売売上高 | S | -1.4% | -1.2% | ||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | -1.0% | -0.6% | |||||||||
23:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数 【速報値】 | AA | 56.0 | 57.6 | |||||||
24:00 | 米)企業在庫 | B | +0.2% | +0.3% | |||||||
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円高加速に注視
ドル買いヨリ。10月の安値に注目
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