10月21日(水)■『NY株式市場の動向』と『米国の主要企業の決算』、そして『ベージュブック』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『NY株式市場の動向』と『米国の主要企業の決算』、そして『ベージュブック』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いモノの発表はない。

米国以外の経済指標は、
注目に値するものは特にない。

経済指標以外では、
・「英)BOE議事録(10月7日・8日開催分)」
・「米)モルガン・スタンレー決算発表」
・「米)ウェルズ・ファーゴ決算発表」
・「米)週間原油在庫」
・「米)地区連銀経済報告(ベージュブック)」
・「注目度の高い米国の経済指標の発表はない」
・「米主要企業決算発表が本格化(本日の目玉→ノーザン・トラスト、ボーイング、イーベイ、イーライ・リリー、モルガン・スタンレー、ウェルズ・ファーゴ、USバンコープ[※発表日は変更の可能性アリ])」
・「他の市場の動向(上海株、米国株、米金利、金、原油、などが中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。

★★★

本日は、注目に値する米国の経済指標の発表はない。

米国の経済指標以外には、「ベージュブック(米地区連銀経済報告)」や「10月7日・8日開催分のBOE議事録」、「週間原油在庫」、「米国の主要企業の決算発表」への注目度が高い。
特に、次回FOMCの叩き台となる「ベージュブック」は米国の金融政策や出口戦略への思惑が噴出しやすいため要注意。

「NY株式市場」と「米国の長期金利」の動向は引き続き最重要項目。
その他、「原油」や「金」の動向からも目が離せない。
直近では、「米国の主要企業の決算発表」が本格化している点に注意が必要。その結果には株式市場が敏感に反応し、金融市場が大きく変動するキッカケとなりやすい。

昨日の金融市場では、カナダ中銀の声明内容を受けたドル買いや米国の経済指標が軒並み悪い結果となり米国の株式市場が下落した事などから、ドル買い・リスク資産売りへと傾いた。
今週の相場では、先週までに引き続き、現在の金融市場のトレンドである「ドル売り」や「リスク資産買い」の流れをどれだけ捉える事ができるかが重要となるだろう。

■□■本日のトレード用のエサ
・17時30分：英)BOE議事録(10月7日・8日開催分)
・時刻未定：米)モルガン・スタンレー決算発表
・時刻未定：米)ウェルズ・ファーゴ決算発表
・23時30分：米)週間原油在庫
・27時00分：米)地区連銀経済報告(ベージュブック)

10月19日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国の長期金利の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の結果
▼原油価格の動向
▼金価格の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の主要企業(※特に金融機関)の決算発表
▼ベージュブックの公表
▼ドル安やリスク選好の流れの行方

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10月21日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・米主要企業決算発表が本格化(本日の目玉→ノーザン・トラスト、ボーイング、イーベイ、 イーライ・リリー、モルガン・スタンレー、ウェルズ・ファーゴ、USバンコープ[※発表日は変更の可能性アリ])
09:00		豪)ウエストパック先行指数	△	-	+1.1%
		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀総裁 の講演	B	要人発言
09:30		豪)新車販売台数 [前月比/前年比]	×	-	+0.3%
				-	-6.2%
10:30		日)西村日銀副総裁の講演	△	要人発言
未定		米)オバマ大統領の講演	B	要人発言
17:30		英)BOE議事録(10月7日・8日開催分)	◎	-	-
19:00		英)CBI製造業受注指数	△	-	-48
未定		米)モルガン・スタンレー決算発表	AA	決算発表
未定		米)ウェルズ・ファーゴ決算発表	A	決算発表
20:00		米)MBA住宅ローン申請指数	C	-	-1.8%
23:30		米)週間原油在庫	A	-	+33.4万
25:00		米)ラッカー：リッチモンド連銀総裁の講演	B	要人発言
26:00		米)タルーロFRB理事の講演	B	要人発言
27:00		米)地区連銀経済報告(ベージュブック)	AA	-	-
29:30		米)ローゼングレン：ボストン連銀総裁の講演	B	要人発言
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

流れが変調。しばらくは見送り。ユーロドルや豪ドルドルやクロス円をメインに。

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基本的にはドル安地合いも、日々の流れはNYダウ主導での市場のリスク許容度が重要。[少し長いスパンで見ての押し目買い]と[上昇時の追随]

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