本日の為替相場の焦点は、『米・中古住宅販売件数』と『NYダウの動向』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)中古住宅販売件数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「独)IFO景況指数」
・「加)消費者物価指数&【コア】」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「米)ガイトナー財務長官の発言」
・「加)レーンBOC副総裁の発言」
・「英国が緊急予算案を発表」
・「今週相次ぐ米国債の入札の結果や状況」
・「米国の主要企業の決算発表」
・「ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)」
・「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安への反応」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「中国の人民元への施策に関する話題やそれに対する反応」
・「米国の金融政策に対する思惑(6月22日・23日にFOMC政策金利&声明発表)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「週末にG8首脳会合とG20首脳会合の開催を控える」
・「来週に米国の雇用統計の発表を控える」
などの要因に注意したい。
★★★
米国の経済指標は、「中古住宅販売件数」がメイン。
「米国の株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
直近の金融市場は、
まず、「人民元問題」で週明けの為替相場が窓を明けて始まったことから、関連する話題やそれに対する反応には引き続き注意したい。
先週までの金融市場の傾向を考えると、第一に「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安」が燻り続けている点、第二に「NYダウの動向」が金融市場のリスク許容度を先導している点が重要。
「欧州の財政懸念や信用不安」に関しては、徐々に反応が鈍くなっているとは言え、依然として「関連する話題」に注意が必要。
また、現在の為替相場は「NYダウの動向」に一喜一憂しやすく、NYダウの方
向性はもとより、日々の動向からも目が離せない状況。
引き続き、
現在の為替変動のトレンドである「ユーロ売り」や「リスク回避の流れ」の行方(※[加速]も[巻き戻し]も含めて)を見極めて、上手く流れにのりたいところ。
その他、
今週末に「G8首脳会合」と「G20首脳会合」が開催されることや、来週末には「米国の雇用統計」の発表を控える点も、思惑などが噴出しやすいため、要注意項目となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・17時00分:独)IFO景況指数
→ユーロへの影響力が大きい。まずは内容に注目。
・20時00分:加)消費者物価指数&【コア】
→カナダドルに大きなインパクトとを与えやすい。
・23時00分:米)中古住宅販売件数
・23時00分:米)ガイトナー財務長官の発言
→中古住宅販売件数の内容に注目。ガイトナーは言及次第。その後はNYダウの動向が主体で方向性が決まりやすい。
▼その他の本日の注目材料や注目点
・英国が緊急予算案を発表
・今週相次ぐ米国債の入札の結果や状況
・米国の主要企業の決算発表
・ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)
・ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安への反応
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・中国の人民元への施策に関する話題やそれに対する反応
・米国の金融政策に対する思惑(6月22日・23日にFOMC政策金利&声明発表)
・金融当局者や要人による発言
・週末にG8首脳会合とG20首脳会合の開催を控える
・来週に米国の雇用統計の発表を控える
6月21日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)
▼ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安への反応
▼中国の人民元への施策に関する話題やそれに対する反応
▼米国を中心とした主要な経済指標の結果
▼米国の長期金利の動向
▼FOMC政策金利&声明の発表
▼G8首脳会合とG20首脳会合の開催
▼来週に米国の雇用統計の発表を控える
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の金融政策に対する思惑
▼今週相次ぐ米国債の入札の結果や状況
▼中国の金融引き締めの思惑
▼米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題
▼米国の主要企業の決算発表
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6月22日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・英国が緊急予算案を発表 ・米国の主要企業の決算発表 |
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15:15 | ス)貿易収支 | △ | - | +20.2億 | |||||||
17:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 101.2 | 101.5 | |||||||
↑・IFO現況指数 | 99.8 | 99.4 | |||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 102.7 | 103.7 | |||||||||
欧)経常収支 | △ | - | +13億 | ||||||||
20:00 |
加)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | ±0.0% | +0.3% | |||||||
+1.3% | +1.8% | ||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.3% | +0.3% | |||||||||
+1.7% | +1.9% | ||||||||||
23:00 | 欧)消費者信頼感【速報値】 | × | -19 | -18 | |||||||
米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | +20 | +26 | ||||||||
米)中古住宅販売件数 | AA | 615万件 | 577万件 | ||||||||
米)住宅価格指数 | C | +0.3% | +0.3% | ||||||||
米)ガイトナー財務長官の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||
26:00 | 米)2年債入札(400億ドル) | B | - | - | |||||||
26:30 | 加)レーンBOC副総裁の発言 | ○ | 要人発言 | ||||||||
翌 07:45 |
NZ)第1四半期経常収支 | ○ | -2.5億 | -35.74億 | |||||||
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