羊飼い

4月9日(木)■『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』、そして『明日からイースター休暇入りとなる点』に注目！

2009年04月09日(木)07:31公開 [2009年04月09日(木)07:31更新]

本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』、そして『明日からイースター休暇入りとなる点』にあり。

本日は注目材料が比較的多い。
また、明日から「イースター休暇入り」となるため、実質的に本日が週末となる。

米国の経済指標は、「貿易収支」と「輸入物価指数」への注目度が高い。
・「貿易収支」とは、政府と民間の輸出額から輸入額を引いたもの。貿易赤字は経常収支の悪化に結びつく。
・「輸入物価指数」とは、約4000のモノを調査対象とした輸入時点での物価水準のインデックス。2000年を100とした輸入を限定としたインフレ動向だが、発表時期が早いため先行指標になり得る。
その他、毎週発表される「新規失業保険申請件数」も、このところの「米国の景況感の悪化」などから注目度が増している。

米国以外には、「オーストラリアの雇用統計」や「英国の政策金利発表」、「カナダの雇用統計」などが数多くの注目材料が控える。
「英国の政策金利」は据え置きが濃厚視されている。

「イースター休暇」は欧米においてビッグイベント。
連休前のポジション調整などには十分に気をつけたい。

本日のトレード用のエサ
・10時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
・17時30分：英)商品貿易収支
・17時30分：英)生産者物価指数＆【コア】
・20時00分：加)失業率＆雇用ネット変化
・20時00分：英)BOE政策金利発表
・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・21時30分：米)貿易収支
・21時30分：米)輸入物価指数
・22時30分：NY株式市場オープン

4月6日からの週の為替相場の焦点
▼米国の経済指標
▼NY株式市場の動向
▼金融当局者及び要人による発言
▼ユーロ圏の金利先安感
▼イースター連休入り
▼来週から米金融機関の決算発表が始まる

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4月9日(木)の為替相場の注目材料

指標ランク
(注目度＆重要度)

コンセン
サス

前回
発表値

・BOE政策金利発表
・米債券短縮営業（グッドフライデー前日）
・明日からイースター休暇入りとなる国が多い(10日は米株式市場も債券市場も休場)

08:50

日)機械受注
[前月比/前年比]

△

-6.9%

-3.2%

-36.7%

-39.5%

10:00

豪)消費者インフレ期待

△

+2.2%

10:30

豪)失業率

◎

5.4%

5.2%

↑・新規雇用者数

-2.50万人

+0.18万人

14:45

ス)失業率

3.5%

3.4%

15:00

日)工作機械受注【速報値】

-84.4%

独)消費者物価指数【確報値】
[前月比/前年比]

-0.1%

+0.6%

+0.5%

+1.0%

17:00

欧)ECB月例報告

△

17:30

英)商品貿易収支

○

-76.00億

-77.45億

英)生産者物価指数
[前月比/前年比]

◎

+0.1%

+2.1%

+3.1%

↑・生産者物価指数【コア】[前年比]

+3.1%

+3.7%

19:00

独)鉱工業生産
[前月比/前年比]

△

-3.0%

-7.5%

-21.7%

-19.3%

20:00

加)失業率

◎

8.0%

7.7%

↑・雇用ネット変化

-5.00万人

-8.26万人

英)BOE政策金利発表

◎

0.50%
据え置き

21:30

加)国際商品貿易

△

-12億

-10億

加)新築住宅価格指数

△

-0.5%

-0.6%

米)週間新規失業保険申請件数

66.0万件

66.9万件

米)貿易収支

-360億

米)輸入物価指数

+0.9%

-0.2%

25:00

米)サマーズ：NEC委員長の講演

要人発言

25:15

米)スターン：ミネアポリス連銀総裁
の講演

要人発言

26:00

米)ホーニング：カンザスシティ連銀総裁
の講演

要人発言

太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。
指標ランクについて	米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記	指標部分についての免罪事項及びご利用上注意点