本日の為替相場の焦点は、『ドイツのIFO景況指数』と『米国と英国が休場である点』、『ドル売りヨリ地合いの継続』にあり。
本日は英国と米国が祝日でロンドン市場及びNY市場が休場。
米国の経済指標は、
本日は注目度の高いものの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・「ドイツのIFO景況指数」※1
などが主な注目材料。
また、経済指標以外では、
・「ウェーバー:独連銀総裁の講演」
・「金融当局者や要人による発言」
・「英国と米国が祝日で休場である点」
などに注目したい。
その他、
「NY株式市場の動向」は引き続き重要。その上下に為替相場が影響されやすい地合いが継続している。
金融市場にインパクトを与えやすい「米国の金融機関」や「6月1日に再建計画の提出期限が迫るGM」に関する話題には要注意。
直近では、「米国の格付けや財政への懸念」なども話題に上がりやすくなっている。
「先週末にドル売りヨリの動向が大きく加速した点」も非常に重要なポイント。今週もその傾向が継続するかどうか見極める必要がある。
また、本日が「英国と米国が祝日で休場」となることから、薄い商いの中でのチョッピーな動きにも気をつけたい。
直近の金融市場のテーマは、
以下に関するものが主となっている。
・「経済指標の結果(その結果に株式市場が上下し、それが為替相場にも)」
・「米国の金融機関(ストレステスト結果公表後新たな話題はないが)」
・「米国の自動車業界(6月1日はGMの再建計画提出期限を控える)」
・「ユーロ圏の金融政策(今後の金融政策や量的緩和強化が焦点)」
・「米国の格付けや財政への懸念」
★本日発表の経済指標の詳細
※1→「ドイツのIFO景況指数」とは、ZEW景況指数とともに欧州の指標の中で最も注目度が高いもの。約1万社の企業の役員への調査結果を指数化。現況指数と期待指数があり、景況指数はその平均で表される。
本日のトレード用のエサ
・17時00分:独)IFO景況指数
・19時00分:独)ウェーバー:連銀総裁の講演
5月25日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼NY株式市場の動向(為替相場が影響を受けやすい地合い)
▼米国の経済指標(結果も重要だが、相場が動くキッカケ)
▼金融当局者や要人の発言(FRB議長や米財務長官やECB総裁が中心)
▼ユーロ圏の金融政策への思惑(追加利下げ&量的緩和、4日理事会)
▼米国の金融機関の話題(ストレステスト結果公表消化後の流れは)
▼米国の自動車業界の話題(6月1日がGMの再建計画提出期限)
▼先週末に加速したドル売りヨリの動向の継続
▼25日月曜日が英国と米国で祝日&連休明けの動向
▼米国の格付けや財政への懸念
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5月25日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週明け月曜日 ・25日のゴトオ日(ただし、NY市場が休場) ・ロンドン市場休場(レイトメイバンクホリデー) ・NY市場休場(メモリアルデー) ・米国の株式、商品、債権市場も休場 |
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08:50 | 日)全産業活動指数 | × | -2.3% | -2.0% | |||||||
11:00 | 日)白川:日銀総裁の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
14:00 | 日)金融経済月報【基本的見解】 | △ | - | - | |||||||
17:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 84.9 | 83.7 | |||||||
↑・IFO現況指数 | 84.5 | 83.6 | |||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 85.4 | 83.9 | |||||||||
19:00 | 独)ウェーバー:独連銀総裁の講演 | ○ | 要人発言 | ||||||||
21:30 |
米)ホーニング:カンザスシティ連銀総裁 の講演 |
B | 要人発言 | ||||||||
27:00 | 欧)ゴンザレス・パラモ:ECB理事の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
- | 米)特になし | - | - | - | |||||||
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本日のトレードはなし
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