本日の為替相場の焦点は、「米雇用統計」と「NY株式市場の動向」、そして「週末要因」にあり。
米国の経済指標は「米雇用統計」への注目度が高い。
「米雇用統計」とは、数ある経済指標の中でも最も市場の注目度や相場に与えるインパクトが大きいモノ。「雇用統計」のなかでも一番の注目は非農業部門雇用者数と失業率。予想とのブレが大きいこともあり、サプライズが起こりやすい指標。当月の数字と共に前月と前々月分の修正値も発表され、相場を動かす材料となるので注意が必要。
この指標との相関性を目的に作られたADP全国雇用者数は今週水曜日に発表され、市場予想値が−53.0万人のところ、−52.2万人の結果となっている。また、昨日、オバマ大統領が「6日発表の雇用統計は暗い内容になりそうだ」と発言している。
本日は「米雇用統計」の発表がメインだが、その他にも「NY株式市場の動向」やビックイベントを複数消化した「週末要因」などにも注意したい。来週末に「G7財務相・中央銀行総裁会議」を控える点も材料視される可能性もある。
本日のトレード用のエサ
09時30分:豪)RBA四半期金融政策報告
18時00分:英)鉱工業生産
18時00分:英)生産者仕入価格
21時00分:加)失業率&雇用ネット変化
22時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数&失業率
23時30分:NY株式市場オープン
2月2日からの週の為替相場の焦点
▼米国の経済指標
▼各国の金融政策の話題や思惑
▼NY株式市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼オバマ政権への期待
▼バッドバンク構想などの金融安定化策や景気刺激策
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2月6日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・ウェリントン市場休場 ・来週末にG7財務相・中央銀行総裁会議を控える |
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09:30 | 豪)RBA四半期金融政策報告 | ◎ | - | - | |||||||
14:00 |
日)景気動向調査【速報値】 [先行CI指数/一致CI指数] |
× | 79.0 | 81.3 | |||||||
92.3 | 94.9 | ||||||||||
15:45 | ス)失業率 | × | 3.2% | 3.0% | |||||||
18:30 |
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
◎ | -1.2% | -2.3% | |||||||
-7.8% | -6.9% | ||||||||||
英)生産者仕入価格 [前月比/前年比] |
○ | +0.5% | -2.0% | ||||||||
+2.0% | +4.3% | ||||||||||
英)生産者出荷価格 [前月比/前年比] |
× | -0.1% | ±0.0% | ||||||||
+3.4% | +4.7% | ||||||||||
英)生産者物価指数【コア】[前年比] | △ | +3.8% | +5.0% | ||||||||
英)製造業生産高 [前月比/前年比] |
× | -1.4% | -2.9% | ||||||||
-8.5% | -7.4% | ||||||||||
20:00 |
独)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
△ | -2.5% | -3.1% | |||||||
-9.6% | -6.4% | ||||||||||
21:00 | 加)失業率 | ◎ | 6.8% | 6.6% | |||||||
↑・雇用ネット変化 | -4.00万件 | -3.44万件 (-2.04万件) |
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22:30 | 米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | -54.0万人 | -52.4万人 | |||||||
↑・失業率 | 7.5% | 7.2% | |||||||||
26:00 |
欧)ゴンザレス・パラモ:ECB理事の 講演 |
△ | 要人発言 | ||||||||
29:00 | 米)消費者信用残高 | C | -40億 | -79億 | |||||||
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雇用統計の週末で控え気味。基本的には戻り売りスタンスを継続
雇用統計の週末で控え気味。基本的にはユーロ売りスタンスを継続
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