本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標の発表』と『NYダウの動向』、そして『明日に米・雇用統計を控える点』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)週間新規失業保険申請件数」
・「米)ISM製造業景況指数」
・「米)中古住宅販売保留」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「日)第2四半期日銀短観」
・「中)製造業PMI」
・「豪)小売売上高」
・「豪)住宅建設許可件数」
・「独)小売売上高指数」
・「英)製造業PMI」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「米)ガイトナー財務長官の議会証言【G20首脳会合&中国関連】」
・「月始・四半期始要因(本日が7月最初の営業日)」
・「サッカーワールドカップ開催中」
・「明日に米国の雇用統計の発表を控える点」
・「ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)」
・「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「人民元関連の話題」
・「米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)」
・「米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題」
・「金融当局者や要人による発言」
・「中国による金融引き締めへの思惑」
・「米国が今週末に連休入りする点(5日が独立記念日の振替休日)」
などの要因に注意したい。
★★★
本日は7月最初の営業日のため、「月始・四半期始要因」に注意したい。
米国の経済指標は、「ISM製造業景況指数」がメイン。
その他、「週間新規失業保険申請件数」と「中古住宅販売保留」にも大きな注目が集まっている。
また、明日に「米国の雇用統計」が控える点にも注意したい。
「米国の株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
直近の金融市場は、
「欧州の財政懸念や信用不安」に関しては徐々に反応が鈍くなっているとは言え、依然として「関連する話題」には要注意。
また、現在の為替相場は「NYダウの動向」に非常に一喜一憂しやすい。NYダウの根本的な方向性は当然のこと、日々の動向からも目が離せない状況となっている。
更には、19日に中国人民銀行が「人民元の為替制度改革を一歩進め、柔軟性をさらに高める」との方針を明らかにしたことから、「人民元関連の話題」にも反応しやすくなっている。
引き続き、
現在の為替変動のトレンドである「ユーロ売り」や「リスク回避の流れ」の行方(※[加速]も[巻き戻し]も含めて)を見極めるべき地合い。
その他、
今週は、なんと言っても、キング・オブ・経済指標である「米国の雇用統計が発表される点」に大きな注目が集まる他、「月末・四半期末に当たる点」、7月5日が米国で休日となる事から「今週末に米国が連休入りとなる点」なども重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時50分:日)第2四半期日銀短観
→注目度は高いが、反応はそれ程大きくならない可能性。
・10時00分:中)製造業PMI
→内容で、中国による金融引き締め観測が高まれば。
・10時30分:豪)小売売上高
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
→豪ドルへの影響力は大きい。
・15時00分:独)小売売上高指数
・17時30分:英)製造業PMI
・21時30分:米)週間新規失業保険申請件数
→明日に雇用統計を控えて注目度は非常に高い。内容次第で大きな変動に。当然の如くNYダウの動向にも注視。
・23時00分:米)ISM製造業景況指数
・23時00分:米)中古住宅販売保留
→どちらも、市場へのインパクトが大きめの指標。内容とNYダウの方向性に注意して、明日の雇用統計に向けた流れを掴みたい。
・23時00分:米)ガイトナー財務長官の議会証言【G20首脳会合&中国関連】
→内容次第
▼その他の本日の注目材料や注目点
・月始・四半期始要因(本日が7月最初の営業日)
・サッカーワールドカップ開催中
・明日に米国の雇用統計の発表を控える点
・ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)
・ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・人民元関連の話題
・米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)
・米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題
・金融当局者や要人による発言
・中国による金融引き締めへの思惑
・米国が今週末に連休入りする点(5日が独立記念日の振替休日)
6月28日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼G8首脳会合&G20首脳会合明けの動向
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)
▼ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安
▼人民元関連の話題
▼米国の雇用統計を中心とした主要な経済指標の結果
▼米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)
▼米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題
▼米国の長期金利の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼中国による金融引き締めへの思惑
▼米国が今週末に連休入りする点(5日が独立記念日の振替休日)
▼月末・四半期末要因&月始・四半期始要因
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7月1日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・香港が祝日で休場 ・カナダが祝日で休場 ・7月の最初の営業日 |
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08:50 |
日)第2四半期日銀短観 [大企業製造業業況判断] |
◎ | -4 | -14 | |||||||
↑・[大企業製造業先行き] | ±0 | -8 | |||||||||
↑・[大企業非製造業業況判断] | -7 | -14 | |||||||||
↑・[大企業非製造業先行き] | -3 | -10 | |||||||||
↑・[設備投資計画] | +5.0% | -0.4% | |||||||||
10:00 | 中)製造業PMI | ◎ | 53.3 | 53.9 | |||||||
10:30 | 豪)小売売上高 | ◎ | +0.3% | +0.6% | |||||||
豪)住宅建設許可件数 | ○ | ±0.0% | -14.8% | ||||||||
15:00 |
独)小売売上高指数 [前期比/前年比] |
○ | +0.4% | +1.0% | |||||||
-0.6% | -3.1% | ||||||||||
15:45 | 仏)生産者物価指数 | × | +4.5% | +4.0% | |||||||
16:30 | ス)SVME購買部協会景気指数 | △ | 65.7 | 66.4 | |||||||
16:55 | 独)製造業PMI【確報値】 | × | 58.2 | 58.1 | |||||||
17:00 | 欧)製造業PMI【確報値】 | × | 55.7 | 55.6 | |||||||
17:30 | 英)製造業PMI | ◎ | 57.5 | 58.0 | |||||||
20:30 | 米)チャレンジャー人員削減予定数 | C | - | -65.1% | |||||||
21:30 | 米)週間新規失業保険申請件数 | AA | 45.5万件 | 45.7万件 | |||||||
23:00 | 米)ISM製造業景況指数 | AA | 59.0 | 59.7 | |||||||
米)建設支出 | C | -0.7% | +2.7% | ||||||||
米)中古住宅販売保留 | AA | -14.0% | +6.0% | ||||||||
米)ガイトナー財務長官の議会証言 【G20首脳会合&中国関連】 |
BB | 要人発言 | |||||||||
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NYダウが主導するリスク許容度の流れに追随。明日に米・雇用統計を控え、経済指標での変動も狙い目。
NYダウが主導するリスク許容度の流れに追随。明日に米・雇用統計を控え、経済指標での変動も狙い目。
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