昨日はリスク回避の流れが強まった。月曜日にテスラ車の事故報道でハイテク関連の米国株に大量の逃げの売りを抱えていたところへ、米国では渡航制限の強化が行われることとなった。インドや南米でコロナ幹線が拡大しており、WHOも危険を指摘しているからだ。順当は経済回復を見込んでいた資本市場は水を差された格好となった。
ドル円もニューヨーク序盤で108円割れを目指したが、クリアにした抜けすることはできなかった。かといって押し目界の意欲もあまり強くなかったようで、ドル円が急反発することもなかった。
今週に入ってドルの長期金利の低下がやや鮮明になってきた。これはマーケットのリスクオフによる安全志向の現われでもあるのだが、それが為替相場ではドルの頭を重くしているようだ。市場の流れが変わっていない以上は、今晩も同じくドルの戻り売りで攻めるスタンスを取ることになる。
さて22日から温暖化サミットである。トランプ政権からバイデン政権に変わってから、地球環境のサステイナビリティに関わる国際会議の重要性は高まっている。日本を含む多くの先進国が2050年までにカーボン・ニュートラルをうたっている。
今回の見所は途中経過の義務付けである。具体的には2030年までの10年間でどこまで進捗させるかということ。日本は当初26~30%までを達成する見込みだったようだ。それがアメリカなどから50%の達成が求められているという。ネットで炭素排出量をゼロにするというのだから、その分の手当をしないといけない。これが企業負担として大きくのしかかってくるわけだ。
世界的にいい顔をしたい場合はアメリカの要求通りに「2030年までに50%」というのだろうが、日本の産業界の理解は得られるのかどうか。特に電気自動車へのシフトが遅れているように見える日本では深刻な問題である。
日本時間 14時00分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
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