10月20日(水)■中国利上げを受け、金融市場が大幅下落。『NYダウの動向』と『ベージュブック』、そして『ドル売りの巻き戻し』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『NYダウの動向』と『ベージュブック』、そして『ドル売りの巻き戻し』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いものはない。

米国以外の経済指標は、
・「独)生産者物価指数」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「NZ)ボラードRBNZ総裁の発言」
・「英)BOE議事録(10月6日・7日開催分)」
・「米)モルガン・スタンレー決算発表」
・「米)ウェルズ・ファーゴ決算発表」
・「加)BOC金融政策報告」
・「米)ベージュブック(地区連銀経済報告)」
・「ゴトオ日要因」
・「米国の主要企業や大手金融機関の決算」
・「中国の景気動向及び金融政策(利上げ実施直後であり、その影響)」
・「ドル売りの巻き戻し」
・「FRBによる追加金融緩和観測」
・「金融市場のリスク許容度」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「欧州によるユーロ高に対する懸念や牽制」
・「週末にG20財務相・中央銀行総裁会議[22日・23日開催]を控える点」
・「日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感」
・「世界的な景気先行き懸念」
などの要因に注意。

★★★

「ベージュブック(地区連銀経済報告)」と「BOE議事録(10月6日・7日開催分)」、「BOC金融政策報告」の発表日。

本日は、注目度の高い「米国の経済指標」の発表はないが、次回FOMCの叩き台となる「ベージュブック(地区連銀経済報告)」に大きな注目が集まる。

その他、「主要企業や大手金融機関の決算」や「金融当局者や要人による発言」への注目度も高い。

「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因であり続ける。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。

直近の為替相場は、「FRBによる金融緩和観測」や「金融市場のリスク許容度」に大きな影響を受けている。
今週に入って、ここまで加速してきた「ドル売り」に巻き戻しの流れが出ている他、昨日の相場で「中国の利上げ」が大きな変動要因となっている。

その他、週末に「G20財務相・中央銀行総裁会議」を控える点も重要。中国の人民元などを中心に為替に関する話題が取り上げられる可能性もあり、開催を控えての思惑でも変動しやすいと思われる。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・08時00分：NZ)ボラードRBNZ総裁の発言
→言及次第

・15時00分：独)生産者物価指数

・17時30分：英)BOE議事録(10月6日・7日開催分)
→ポンド変動のキッカケに

・20時30分：米)モルガン・スタンレー決算発表
・21時00分：米)ウェルズ・ファーゴ決算発表

・23時30分：加)BOC金融政策報告

・27時00分：米)ベージュブック(地区連銀経済報告)
→追加金融緩和観測が強まるか弱まるか。公表される内容が市場にどう捉えられるかが重要。次回FOMCまでの流れの起点となりそう

▼その他の本日の注目材料や注目点
・ゴトオ日要因
・米国の主要企業や大手金融機関の決算
・中国の景気動向及び金融政策(利上げ実施直後であり、その影響)
・ドル売りの巻き戻し
・FRBによる追加金融緩和観測
・金融市場のリスク許容度
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・欧州によるユーロ高に対する懸念や牽制
・週末にG20財務相・中央銀行総裁会議[22日・23日開催]を控える点
・日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感
・世界的な景気先行き懸念


10月18日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼ドル売り優勢地合い
▼FRBによる追加金融緩和観測
▼米国を中心とした株式市場
▼米国を中心とした主要経済指標
▼金融市場のリスク許容度[米国の株式市場の動向が主導]
▼米国の長期金利
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼米国の主要企業の決算[先週から発表が本格化]
▼米国の大手金融機関の決算[今週、発表が相次ぐ]
▼欧州によるユーロ高に対する懸念や牽制
▼米地区連銀経済報告(ベージュブック)[20日に公表]
▼G20財務相・中央銀行総裁会議[22日・23日開催]
▼日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感
▼欧州の財政・金融不安
▼世界的な景気先行き懸念
▼中国の主要経済指標[21日に発表]や景気動向及び金融政策

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10月20日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・20日のゴトオ日 ・ブラジル中央銀行が政策金利を発表 ・米国の主要企業の決算発表→イーベイ、モルガン・スタンレー、ウェルズ・ファーゴ、ユナイテッド・テクノロジーズ、ボーイング、その他
05:00		米)バーナンキFRB議長の発言	A	要人発言
08:00		NZ)ボラードRBNZ総裁の発言	○	要人発言
		米)デュークFRB理事の発言	B	要人発言
09:30		豪)ウェストパック先行指数	△	-	+0.4%
10:30		日)西村日銀副総裁の発言	△	要人発言
14:00		日)景気動向指数【確報値】 [先行CI指数/一致CI指数]	×	-	99.1
				-	103.5
15:00		独)生産者物価指数 [前月比/前年比]	○	+0.2%	±0.0%
				+3.8%	+3.2%
15:30		欧)コンスタンシオECB副総裁の発言	△	要人発言
17:30		英)BOE議事録(10月6日・7日開催分)	◎	-	-
		英)マネーサプライM4【速報値】	×	+1.5%	+1.9%
19:00		欧)シュタルクECB理事の発言	△	要人発言
20:00		米)MBA住宅ローン申請指数	C	-	+14.6%
20:30		米)モルガン・スタンレー決算発表	BB	-	-
21:00		米)ウェルズ・ファーゴ決算発表	BB	-	-
21:30		加)卸売売上高	△	+0.5%	-0.1%
23:30		米)週間原油在庫	BB	-	-41.6万
		加)BOC金融政策報告	○	-	-
25:45		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀総裁 の発言	B	要人発言
27:00		米)ベージュブック(地区連銀経済報告)	AA	-	-
29:00		米)ラッカー：リッチモンド連銀総裁の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

見極めの時期

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