本日の為替相場の焦点は、『ガイトナー財務長官の議会証言』と『NY株式市場の動向』にあり。
米国の経済指標は「第4四半期GDP【確報値】」と「新規失業保険申請件数」が発表される。
「四半期GDP」とは、米国内で新たに生産された財やサービスの付加価値の総額。経済成長や景気動向を総合的に判断でき、中長期的な景気動向をつかみやすい。四半期ごとの数字だが、速報値→改定値→確報値と3回発表されるため毎月発表される。今回は、「確報値」のため市場へのインパクトは小さめ。
「新規失業保険申請件数」は毎週発表されるものだが、このところの米国の景況感の悪化などから注目度が増している。
その他、「ガイトナー財務長官の議会証言」への注目度が高い。
「金融市場やその規制」に関して発言する予定。内容によっては大きな変動にもなり得るだろう。
米国以外では、「英国の小売売上高」が注目材料となっている。
「NY株式市場の動向」からは引き続き目が離せない。
一時弱まっていた為替相場との相関性も復活傾向にあるようだ。
最近のNY株式市場と為替相場との相関性は、【堅調・上昇→リスク選好→「ドル売り&円売り」ヨリ】or【軟調・下落→リスク回避→「ドル買い&円買い」ヨリ】となっている。
その他、「年度末・期末」である点や「要人発言」にも注意したいところ。
本日のトレード用のエサ
・18時30分:英)小売売上高
・21時30分:米)第4四半期GDP【確報値】/個人消費【確報値】
・21時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・22時30分:NY株式市場オープン
・23時00分:米)ガイトナー:財務長官の議会証言
3月23日からの週の為替相場の焦点
▼米国の経済指標
▼NY株式市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼年度末・期末要因
▼バーナンキFRB議長とガイトナー財務長官の議会証言
▼「ドル売りヨリの地合い」の継続と加速
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3月26日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・米大手企業の決算発表→ベスト・バイ | |||||||||||
06:45 | NZ)第4四半期経常収支 | ○ | -40.00億 | -59.94億 | |||||||
08:00 | 豪)コンファレンスボード景気先行指数 | △ | - | -0.9% | |||||||
08:50 | 日)企業向けサービス価格指数 | × | -2.5% | -2.2% | |||||||
16:10 | 独)GFK消費者信頼感調査 | △ | +2.6 | +2.6 | |||||||
18:00 | 欧)マネーサプライM3【季調済】 | × | +5.6% | +5.9% | |||||||
米)ロックハート:アトランタ連銀総裁 討論会出席 |
B | 要人発言 | |||||||||
18:30 |
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | -0.1% | -0.7% | |||||||
+7.5% | +9.2% | ||||||||||
英)小売売上高 [前月比/前年比] |
◎ | -0.2% | +0.7% | ||||||||
+2.7% | +3.6% | ||||||||||
英)第4四半期総合事業投資【確報値】 [前月比/前年比] |
× | -3.9% | -3.9% | ||||||||
-7.7% | -7.7% | ||||||||||
21:30 | 米)第4四半期GDP【確報値】 | A | -6.5% | -6.2% | |||||||
↑・個人消費【確報値】 | -4.4% | -4.3% | |||||||||
↑・GDPデフレータ【確報値】 | +0.5% | +0.5% | |||||||||
↑・コアPCEデフレータ【確報値】 | +0.8% | +0.8% | |||||||||
米)週間新規失業保険申請件数 | A | 65.0万件 | 64.6万件 | ||||||||
23:00 | 米)ガイトナー:財務長官の議会証言 【金融市場】 |
A | 要人発言 | ||||||||
25:00 |
米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の講演 【経済関連】 |
BB | 要人発言 | ||||||||
25:30 |
米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁の講演 【金融・経済関連】 |
BB | 要人発言 | ||||||||
26:00 | 米)スターン:ミネアポリス連銀総裁の講演 | BB | 要人発言 | ||||||||
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期末を控えるためか方向性が曖昧。欧州市場やNY市場の各々の流れに臨機応変に追随で対処。
期末を控えるためか方向性が曖昧。欧州市場やNY市場の各々の流れに臨機応変に追随で対処。
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