本日は東京市場が秋分の日で休場。
米国の経済指標は小粒で、その他の国の経済指標もそれ程注目度の高いものはない。しかし、週明けから金融市場は大きく変動しているため注意したい。
本日、最も注目されるのは、23時より行われる「ポールソン財務長官やバーナンキFRB議長による議会証言」。
「GSE救済や一連の金融危機についての公聴会」が行われる。今週は火曜日、水曜日、木曜日と重要な議会証言が相次ぐが、この内容次第では今後の金融市場の方向性が決まる可能性も高く、注目度は非常に高い。
今日の為替相場の焦点は、『ポールソン財務長官やバーナンキFRB議長による議会証言』と『原油価格やNY株式市場の動向』にあり。
先週末、「米政府による一連の救済策」により金融不安は大幅に後退した。しかし、今週に入り再度金融不安が燻っている他、救済策による米国の財政赤字拡大懸念も噴出。株式市場は大幅下落し、原油価格や商品価格が急騰、ドルは大きく売られている。四半期末である9月末も意識される時期でもあるため、大きくな変動には気をつけたい。
本日の注目材料
→米国以外
▼加)消費者物価指数&【コア】
→米国
▼米)ポールソン:財務長官の議会証言【GSE救済や金融危機】
▼米)バーナンキ:FRB議長の議会証言【GSE救済や金融危機】
今週の為替相場の焦点
・米政府の不良資産対策とそれに対する金融市場の反応
・バーナンキFRB議長とポールソン財務長官の議会証言
・日米欧6中銀の協調でのドル資金供給などの施策
・米国の経済指標
・ドイツのIFO景況感調査を中心としたユーロ圏の経済指標
・NY株式市場の動向
・原油・商品価格の動向
・欧・米の金融当局者や要人の発言
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・東京市場休場(秋分の日) ・米財務省52週間物TB入札 ・ ポールソン財務長官やバーナンキFRB議長による議会証言【GSE救済や一連の金融危機について】[米上院銀行住宅都市委員会] |
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11:00 | NZ)第3四半期WestPack消費者信頼感指数 | △ | - | 81.7 | ||||
16:30 | 独)製造業PMI【速報値】 | △ | 49.2 | 49.7 | ||||
独)サービス業PMI【速報値】 | △ | 50.6 | 51.4 | |||||
17:00 | 欧)製造業PMI【速報値】 | △ | 47.0 | 47.6 | ||||
欧)サービス業PMI【速報値】 | △ | 48.0 | 48.5 | |||||
欧)総合PMI【速報値】 | × | - | 48.2 | |||||
18:00 | 欧)鉱工業新規受注 | △ | -0.6% | -0.3% | ||||
南ア)実質小売売上高 | ○ | -2.1% | -2.6% | |||||
18:30 | 南ア)消費者物価指数 | ○ | +13.6% | +13.4% | ||||
南ア)CPIXコア消費者物価指数 | +13.3% | +13.0% | ||||||
20:00 |
加)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | -0.1% | +0.3% | ||||
+3.5% | +3.4% | |||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.1% | ||||||
+1.5% | +1.5% | |||||||
23:00 | 米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | -15 | -16 | ||||
米)住宅価格指数 | C | -0.3% | ±0.0% | |||||
要人発言予定 | ||||||||
23:00 | 米)ポールソン:財務長官★議会証言【GSE救済や金融危機】 [米上院銀行住宅都市委員会] |
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米)バーナンキ:FRB議長★議会証言【GSE救済や金融危機】 [米上院銀行住宅都市委員会] |
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