本日の為替相場の焦点は、『FOMC結果発表後の各市場の反応』と『NY株式市場の動向』、そして『G20金融サミットへの思惑』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)週間新規失業保険申請件数」
・「米)中古住宅販売件数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「独)IFO景況指数」
などが主な注目材料。
経済指標以外では、
・「FOMC結果発表明け」
・「東京市場が連休明け」
・「米)7年債入札」
・「G20金融サミット(24日・25日開催、ピッツバーグ)」
・「他の市場の動向(上海株、米国株、米金利、金、原油、などが中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。
★★★
東京市場が連休明け、かつFOMC結果発表明け。
昨日のNY市場で「FOMCの結果」が発表され、相場が大きく動いている。
まずは、「FOMCの内容やその後の変動」を受けた各市場の反応を見極めたいところ。
本日の米国の経済指標は、「中古住宅販売件数」がメイン。
今週相次いだ「米国債の入札」は本日が最終日。その入札結果は米国の長期金利の動向に影響を与えやすいため、引き続き注視したい。
米国以外では、「ドイツのIFO景況指数」への注目度が高く、相場の変動のキッカケにもなりやすい。
「NY株式市場」と「米国の長期金利」の動向は引き続き最重要項目。
ここ最近影響力が高まっている「上海株式市場」や「原油、金などのコモディティ価格」の動向からも目が離せない。
為替相場は、引き続き「ドル安」と「リスク選好」の流れが焦点となっている。
「FOMC政策金利&声明発表」明けで、「G20金融サミット」の開催と、相場を大きく変動させるビッグイベントが相次ぐが、これらによって現在の「ドル安」と「リスク選好」の流れがどうなるかが、今後の相場の行方を見極める上で重要となるだろう。
■□■本日のトレード用のエサ
・17時00分:独)IFO景況指数
・21時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・23時00分:米)中古住宅販売件数
・26時00分:米)7年債入札
9月21日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼NYや上海を中心とした株式市場の動向
▼米国の金利の動向
▼FOMC政策金利&声明発表(23日)
▼ドル安やリスク選好の流れの行方
▼米国を中心とした主要経済指標の結果
▼原油や金などのコモディティ価格の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼相次ぐ米国債入札の結果(22日2年・23日5年・24日7年)
▼G20金融サミット(24日・25日開催)への思惑とその内容
▼東京市場が連休で23日まで休場となる点
【最新版!約40口座を比較】
⇒「ユーロ/米ドル」のスプレッドランキング!
9月24日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
||||||||
・FOMC結果発表明け ・東京市場が連休明け ・南アフリカ市場休場 ・G20金融サミット(24日・25日開催、ピッツバーグ) |
|||||||||||
07:00 | NZ)第3四半期Westpac消費者信頼感指数 | △ | - | 106.0 | |||||||
08:50 | 日)通関ベース貿易収支 | △ | +1570億 | +3802億 (+3779億) |
|||||||
13:30 | 日)全産業活動指数 | × | +0.8% | +0.1% | |||||||
17:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 92.0 | 90.5 | |||||||
↑・IFO現況指数 | 88.0 | 86.1 | |||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 96.8 | 95.0 | |||||||||
21:30 | 米)週間新規失業保険申請件数 | BB | 55.0万件 | 54.5万件 | |||||||
23:00 | 米)中古住宅販売件数 | AA | 535万件 | 524万件 | |||||||
23:30 | 米)エバンズ:シカゴ連銀総裁の講演 | B | 要人発言 | ||||||||
26:00 | 米)7年債入札(290億ドル) | BB | - | - | |||||||
欧)シュタルク:ECB理事の講演 | △ | 要人発言 | |||||||||
|
今週は、ユーロドルをメインで。
G20絡みの思惑での変動に注意しながらも、押し目買い&上昇追随スタンスを維持。サプライズには中立で、流れ発生には追随で対応。
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)