本日の焦点は、『米中古住宅販売保留』と『バーナンキFRB議長の講演』と『NY株式市場の動向』にあり。
米国が連休明けの昨日、NY株式市場は大きく上下した。株価がさらに下落するようであれば、リスク回避の傾向が強まり、ドルも下落しやすい。
『NY株式市場の動向』は原油価格と共に、引き続き注視したい。
米国の経済指標は、『中古住宅販売保留』が一番の注目材料。『中古住宅販売保留』は、売買契約は成立しているが所有権の移転が完了していないものを示している。高い確率で完了に至る為、先行指標となり得る。
その他、要人発言にも注意したい。
本日は、『バーナンキFRB議長の金融に関する講演』や『ポールソン財務長官による住宅に関する講演』が予定されている。
今週は比較的注目材料が少ないが、来週から米大手金融機関の決算発表が控える。その為、市場の思惑などから、リスク回避の方向へ傾く可能性も高い。金融機関の損失拡大などに関する噂やニュースには注意したい。
北海道の洞爺湖で行われているサミットは9日まで。為替相場に対する深い言及はないとされているが、ドル安是正に対する発言には反応する事もあり得る。
★本日の注目材料
→米国以外
▼特になし
→米国
▼米)中古住宅販売保留
▼米)バーナンキ:FRB議長の講演【金融規制と金融安定】
▼米)ポールソン:財務長官の講演【住宅関係】
★今週の為替相場の焦点
・米国の経済指標や要人発言
・インフレ懸念や景気後退懸念
・NY株式や原油を中心とした他の金融市場の動向
・ユーロ圏と米国の金融政策の行方や思惑
・7月中旬に控える米金融機関の決算発表の事前情報や思惑
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・北海道洞爺湖サミット(7日・8日・9日) ・日財務省5年利付国債 ・ユーロ圏財務相会合 |
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14:00 |
日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行き判断DI] |
× | 31.0 | 32.1 | ||||
34.0 | 35.1 | |||||||
23:00 | 米)中古住宅販売保留 | A | -2.5% | +6.3% | ||||
米)卸売在庫 | B | +0.7% | +1.3% | |||||
28:00 | 米)消費者信用残高 | C | +75億 | +89億 | ||||
要人発言予定(未確認情報含む) | ||||||||
21:00 | 米)バーナンキ:FRB議長★講演【金融規制と金融安定】 | |||||||
21:50 | 欧)パパデモス:ECB副総裁★あいさつ | |||||||
25:30 | 米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁★講演【経済見通し】 | |||||||
28:00 | 米)ポールソン:財務長官★講演【住宅関係】 | |||||||
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雇用統計&トリシェ総裁発言以降→ドル買い戻し 前営業日の動向→ドル買いもNY株式の下落で戻される
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