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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

リスクテークの流れが変わるかどうか、
スペインの長期債の入札が焦点に!

2010年06月16日(水)19:27公開 (2010年06月16日(水)19:27更新)
持田有紀子

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 ユーロドルのショート作戦がなかなか上手くいかない。ユーロドルは1.51台から1.18台までの下げの過程の中でも、いちばんきつい上昇局面を迎えてしまっている。反転幅は500ポイント近くにものぼり、見ようによっては自律反発の域を超えて、いよいよ本格上昇なのかとも思えてしまうくらいだ。

 昨日のユーロ上昇の直接の原因はスペインの短期債の入札にあったといえる。資金調達が無事にできたということが最大のユーロ買いの理由とされている。ユーロの上昇がマーケット全体に安心感を与える格好となって、株価の急騰や石油価格の高騰をもたらしていた。いわゆる典型的なリスクテークというやつになってしまったのだ。

 私は昨日の場合は50ポイントも絶えなかったので被害も微小で済んでいるが、かなり相場のなかに傷を残していると言えるかもしれない。今度、ユーロの売り材料が出てきても、ショートのしこりをほぐすためのビッドが入ってきて、簡単に落ちなくなったとも考えられるのである。

 そもそも昨日スペインが資金繰りに成功したといっても、あくまでも短期資金である。1年から2年までのごく短いものだ。それには大きなリスクプレミアムがのっけられている。簡単に資金調達ができたといって喜べる自体ではないと思えてしかたないのだが…。そして今夕には最大の関心事である長期債の入札が待っている。10年と30年だ。1年くらいだったらお金を貸してもいいという人は現れるかもしれないが、果たして10年超ではどうだろうか。

 ここで私の頭をよぎるのは今年の3月下旬のギリシャの入札である。まずは短期で資金を集め、調子に乗って12年の債券を発行したらまったく集まらなかったという道筋をたどった。ギリシャの危機はその辺りから本格化しだしたのだから、今日の長期債の入札の動向からは目が離せない。
 財政問題というのは一朝一夕には解決しない問題である。なかなか上手くいっていない私のユーロドルショート作戦であるが、やはりユーロの売りを仕掛けてみたいと思っている。損切り幅は50ポイントくらいで設定して、出来れば1.20台あたりまでを狙いたいものだ。

 連日のメクレ上がりで短期のショートは完全に切られており、フレッシュなショートメークも手が引っ込んでいる状態になっていることだろう。もし落ちるとしたら、かなりの下げ幅を期待できる。

 欧州時間が始まってからスペイン国債とドイツ国債の利回り格差は過去最大にまで広がってきている。私はまず1.2320でユーロドルのショートポジションを作り様子をみているのだが、もし下に走っていくようであれば、さらに追いかけてまで売りこんでいこうと思っている。


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