「北朝鮮の金総書記が軍に戦闘準備をとるように命じた」との報道で、昨日のアジア市場はバタバタとスタートした。毎度のこととはいえ、いつもの調子よりも朝鮮半島情勢が緊迫の度合いが増してきたムードになっていた。さすがにアジア市場もリスク回避の動きとはなったものの、ほんとうに本格的な軍事対決に突入になるとは思っていないアジア人のほうが多い。したがってマーケットの重石にはなったが、大きく反応するという感じではなかった。
つまり本当であれば極東アジアでの紛争ということで円売りになるはずなのだが、単なるリスク回避の動きに留まったといってもよいのかもしれない。韓国の李大統領も強硬な姿勢を示しているようにみえる。しかしいっぽうでは、ちゃんと金総書記の面子をつぶさないように配慮していることもわかる。
私はテクニカル的に4時間足できれいな下降トレンドを描いていたポンド円を売りで入ってみようかと思っていた。だが妙にタラタラと下がるので、すっかり入りそびれてしまった。東京市場の終わり頃には128円台ミドルまで下がってきたが、ショートカバーも怖いし、とてもそこから突っ込み売りをする勇気は私にはなかった。
そうこうしているとユーロドルは、欧州市場までちびちび下げつつもなんとかキープされていた1.22台をついに割れてきた。なんだか先週の金曜日の東京市場のお昼あたりにつけたユーロドルの戻り高値の1.26台は、やっぱり端っこになってしまった。東京市場にどちらかに大きく動いた際につけるユーロドルのレートのジンクスにまた習ってしまったようだ。
米国オープンまで待って、もしも株価が反転してくるようであれば、株価上昇で同様に上がりやすいクロス円を少し買ってみようかと思っていた。ニューヨーク株がはじまると、スペインで少なくとも16の銀行の統合が協議されているというニュースもあって、米国株は最初は下げてはじまった。
しかしすぐに少しずつだが、買い戻しが優勢になっていった。ポンド円も欧州時間に127.56の安値をつけた後は戻し歩調で、なんとか128円台はキープしていた。私は128.30で買って、ロスカットは127.50、利食いを130.00のOCO注文を置いてほったらかすことにした。
朝になってみると、私には嬉しい方向できれいにポジションはなくなっていた。それにしても米国株は、午後もずっと上がりっぱなしのようだった。ドル円、クロス円も当然のように右肩あがりだった。
本日のアジア市場も方向感に乏しく、欧州市場に入っても昨日のニューヨーク午後の動きに追いつくところまでである。
今晩のアメリカの耐久財受注ももはやあまり材料にはならないだろう。先手を打つようにイタリア、アイルランドなどでも財政削減の案が発表になっている。それだけ足元に火がつくのを恐れているのだろう。ドイツではカラ売り規制の強化も検討されているようだが、国内向けパフォーマンスの色が強い。いろいろな姿勢を示すことはできても、どこまで実現性があるのかわからない。
やはり本日も米国株オープンにみなの興味が注がれている。一段高となっていくようであれば、とりあえずクロス円の戻りをもう一度取りにいくべきだろうし、下落してくるならクロス円の売りでついていってみようと思う。
日本時間 19時00分
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