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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

民主デフレ脱却議連、
隣国に習って為替操作国を目指す?(笑)

2010年04月13日(火)19:06公開 (2010年04月13日(火)19:06更新)
持田有紀子

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 週明けの為替市場は、ユーロの大ショートカバーで始まった。週末にEU加盟国が緊急の会議を開いて、300億ユーロのギリシャへの融資について発表。再燃しつつあったギリシャ問題の火消しをおこなったのだ。ユーロドルは金曜日の終値付近から200ポイント近く上の1.36台でスタートした。ユーロ円も軽く127円台だ。官僚的な姿勢が特徴のEU圏の意思決定において、わざわざ予定を前倒して、日曜日に会合を持っただけの効果はあったといえる。

 ただしこれで安泰と見る人は少ないようだ。スペイン、イタリア、ポルトガルなど他国が資金を求めてこないともいえない。そもそも財政問題は、お金をつぎ込んだだけでは解決しない構造的な問題をはらんでいる。いちばん負担を背負って立つことになるドイツが慎重な姿勢を続けるのもまったく頷ける。ともかく本日、ギリシャが短期国債で資金調達をおこなう予定なので、その結果が出るまでは様子見を決め込んでいるトレーダーも多かった。

 私はせっかちにも、昨日の欧州市場がスタートした後、ユーロドルが1.36台を再び割り込んで来るのを見たら、売りたい衝動に駆られてしまった。ギリシャ問題が当面静かになっても、今度は株価が高値圏をキープできるかどうか。出来なければ株価が下がるなど、リスク回避に動く時には下落する傾向にあるクロス円が、ユーロドルの足を引っ張ってくるかもしれない。そもそも金曜日のニューヨーク市場の終盤、ダウ平均株価などがまた年初来の高値を更新していたが、企業決算への期待が先に行っている気がしていた。

 ユーロドルは1.35台ミドルをつけた後、ニューヨーク市場オープン後に1.3620付近を見てまた垂れてきた。経済イベントがないため、あまり大きな動きは期待できそうにないので、スモールポーションでユーロドルを1.3605でショートにしてみた。値幅はあまり狙えないと思っているのにあまり張り切ってもしょうがないので、ロスカットレベルは浅く、20ポイント上にした。またユーロドルは大台を割れてきたが、1.3580付近まで。その後コスト付近に戻ってきて、また反落。しかし、さらに下攻めする感じでもないので、私は30ポイント下でクローズした。
 想像した通りだったが、売りたいという気持ちに後悔なく行動したことで満足することにした。その後のニューヨーク市場はずっと小動きだった。

 本日、胡主席とオバマ大統領のトップ会談がおこなわれた。
 中国人民元の切り上げの話しは特に3月以降ずっと出ている。会談で胡主席が人民元改革について「独自の立場を堅持する」と発言していた。中国らしい姿勢だし、要請があったからと元の切り上げをおこなう事はまずないと思う。つまり米中にとって都合のよい時期までは切り上げは行わないだろうし、本当に切り上げが行われる頃には、かなり織り込まれているだろう。

 いっぽうで、東京市場の終盤、日本の与党ではデフレ脱却議連なるものがマニフェストに入れる案として「(ドル円相場について)120円前後を目安に相場が適切な水準保つよう努力する」と要請したというニュースが流れた。ドル円は93.40付近まで急伸した。為替レートは相手国のあることだし、マニフェストに入れるような類のことなのかとても疑問だ。GDPも中国に抜かれそうだし、存在感を示すためにわざわざ為替操作国としてアメリカに認定でもしてもらいたいのだろうか(笑)。

 今朝発表になった、米企業決算の皮きりであるアルコアの結果はがっかりものだった。本日はインテルの決算が注目される。すでに良い決算への期待からかなりポジションはリスクテーク方向に溜まっている。ちょうどドル円は民主党議連の報道で下手に上に動いた分、売りやすい。欧州株も軟調なスタートになっているので、私は93.20でドル円のショートを作った。ロスカットは今年の高値である94.78から時間足で引いた上値レジスタンス付近となる93.50に置いている。


日本時間 18時30分

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