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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

奇妙な小沢期待で為替にも影響だが、
欧州の銀行税問題も不穏な展開へ!

2010年09月07日(火)19:09公開 (2010年09月07日(火)19:09更新)
持田有紀子

今井雅人は資金5倍トレード達成!米ドル/円の攻めトレードが成功したのには理由があった!

 昨日の為替市場は、完全にお休みモードだった。アメリカ、カナダはレイバーデーだったし、先週末の“悪くない”ペイロールとちょっと悪化したセンチメント調査に、どっちに反応してよいかわからない状態で、まだケリがついていない。

 そのなかで目を引いたのが、日本の債券市場の動きである。小沢氏の当選もあると見られているため、債券急落・株高という方向で日本市場は動いていた。小沢氏は一般的な世論調査で見るかぎりにおいては、めっぽう人気がない。

 しかしその一方では奇妙なほどの強い期待もある。マーケットでは、小沢氏が勝てば株買い・債券売りだと見込まれているようだ。逆にいえば管首相では、「何もしない」で、現状のままだろうと見られているということのようだ。つまり菅氏の首相続投が決まれば、大きな巻き戻しが起こる可能性もある。

 では為替についてはどうだろう。株買いになれば、為替相場は円売りで反応しやすくなる。さらに小沢氏は首相となれば、新たな経済対策を打ち出すとも言っている。したがって為替の実弾介入をするまでもなく、円高は一服してくれるかもしれない。しかしここで肝心なのが、欧米の株価である。

 欧州の信用不安が一服し、欧米の株価は高止まりを見せている。落ち着いている欧州の信用不安も、どういうことが引き金となって再燃してくるかわからない。本日はEUの財務相会合もあるが、にわかに銀行税の取り扱いをめぐって政策協議が混乱してきている。ユーロドルは朝から100ポイント以上も下落している。

 今の日本が置かれているターニングポイント的な状況においては、目先の対策ではまったく意味がない。そうなると世界情勢との組み合わせにもなってくるし、当然に痛みもともなわねばならいだろう。したがって円高が一服したように見えても、また円高方向に大きく振れるという状況になるが、小沢氏が首相となったほうが、より振れ幅が大きくなるのではないかと思っている。
 そして本日の日銀の会合は、予想通りにまったく何もなかった。さらにそれだけでなく、日銀にはじまり、内閣府まで「経済が持ち直している」というこれまでのスタンスを変えなかった。経済見通しも変えないのに、やはり当面は新たな手段など望めない。

 欧州株の軟調なスタートで、ドル円も83円台後半という状態になっている。このままの流れが米国株にも続いていくようであれば、ドル円は15年ぶり安値を更新していくことになるだろう。私はショート目で、米国株オープンを待っている。ドル円の下げがユーロドルの下げにつられるならば、強烈なものになるかもしれない。ユーロドルの動きにも大注目である。


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