いよいよFOMCの日となった。金融緩和への期待だけが先走って、10月の相場は企業の決算発表も経済指標も台無しになった感がある。それらの動きが行き過ぎだったのかどうかが、今晩試されることになる。
すでに量的緩和としょうして5000億ドル規模の資産買い入れは見込まれているので、それ以上のものが出て来ないと実質的には金融引き締めということになり、相場の流れの逆転現象が起こるかもしれない。すなわち株売り・ドル買いである。
そして注目すべきは声明文であり、「今後も継続する」であれば現状維持で何も起こらない可能性が高い。そして「今後は状況次第」となると、出口戦略も含めて市場を不安に陥れることになり、年末に向けてのマーケットのトレンドを決定するだろう。
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